かなり前のニュースなんですが、東京税関は成田空港の手荷物荷さばき場で麻薬探知犬の訓練中に、訓練用の大麻樹脂約124グラムを紛失したそうです。

 

職員がある乗客のスーツケースの外側ポケットに、本人に知らせずに、訓練用の大麻樹脂を収めた金属製容器を新聞紙にくるんだ状態で入れて、探知犬の訓練を行ったんですね。

 

それでその乗客が気付かずにそのまま持ち去ったしまった。

 

一般客の荷物を使った訓練は内部規定で禁止されているんですが。

 

結局、紛失した大麻は無事回収されたとのことですが、その乗客は大麻を見つけた時、どう思ったでしょう。

 

犯罪に巻き込まれたと思ったんじゃないかな。

 

実際、ある国に旅行した日本人が知らない間にスーツケースに大麻を仕込まれて、空港で逮捕されたという事件を聞いたことがあります。

 

知らないといっても信用されず、警察が手配した通訳がいい加減なもこともあって、その日本人は有罪になり、今でも収監されているそうです。

 

本当にこんなことがよくあるんですね。

 

パリにいた時にも、大量の荷物を持っている人間 (たとえばTV撮影クルー)が、空港で手ぶらの旅行者を見つけて成田空港まで荷物を預けるなんてことが行われていました。

 

追加料金を節約するためですが、少しだけ謝礼を払うのかな。

 

しかし、預けられた方は中身を知らないわけですからね。

 

本当に撮影機材なのかは保証の限りではありません。

 

そういえば、化粧品の運び屋のような仕事もあったと思います。

 

パリのシャルルドゴール空港から成田空港までスーツケースを運ぶだけ。

 

しかし、通関はどうしていたのかなあ。

 

パリの税関はまあ問題はないとして、成田ではそうはいかないと思いますが、詳しくはわかりません。

 

実は、私も大昔、アルジェリアに行った時に、大使館の人間に荷物を国にいる家族に届けるように頼まれたことがあります。

 

ビザを貰わなければいけないので断りにくかったことと、相手が大使館員だったので引き受けましたが、考えてみればリスクがなかったわけではありません。

 

みなさんは絶対に知らない人から荷物をあずかったりしないでくださいね。

 

では

 

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