こんにちは、土井英司です。

 

山口県にあるモントロー洋菓子店のカフェでブログを書いています。

 

本日のメルマガ「ビジネスブックマラソン」では、自己啓発書をご紹介する予定ですが、読んでいて気づいたことをまとめてみます。

 

テーマは、「成功の反対は失敗ではない」です。

 

人間は、成功したいと願いながら失敗を恐れる生き物です。だからこそ数多くの起業本、自己啓発本が出されているわけです。

 

本のなかで著者は、決まって「失敗を恐れるな。挑戦せよ」と言うわけですが、それを読んだ読者の心のなかには、やはり決まって「でも、失敗したらどうするんだ」という感情が芽生えるわけです。

 

多くの著者がけしかけても、読者が行動を起こさないのは、これが原因です。

 

では、どうすればいいのか?

 

「成功⇔失敗」という、とらえかたを変えてみればいいと思うのです。

 

「成功⇔失敗」ではなく、「失敗∈成功」です。

 

これは、集合を表す記号ですが、数学では、aが集合Aの一要素であるとき,a∈Aと表します。

 

つまり、失敗というのは、「成功’」のようなもので、これが積み重なると「成功」になる。そうとらえれば良いと思うのです。

 

もっと正確に書きましょう。

 

英語で、うまく行く、機能するという意味で「work」という単語を使いますよね。反対にうまく行かなかったら、「doesn't  work」です。

 

要するに、挑戦したら「work」するか、「doesn't  work」する。これはあくまで確率の問題ですから、挑戦回数を増やせば、自ずといつか「work」します。この「work」を組み合わせると、やがて「成功」するのです。

 

人は、「doesn't work」の状態を、失敗と思い込んで、挑戦をやめます。でも、それはただの一歩に過ぎないのです。

 

「work」と「doesn't work」は、ともに成功の要素です。

 

とすると、先ほどの式は「挑戦(work/doesn't work)∈成功」と書くべきでしょう。もうおわかりでしょう。「失敗」がなくなりましたね。

 

人生に存在するのは、挑戦と、挑戦の結果としてのwork/doesn't work、そしてその積み重ねの結果としての成功しかないのです。

 

さあ、これで気持ちが楽になりましたね(笑)。

 

いますぐ、挑戦を始めましょう。

 

みなさんの成功を心からお祈りしています。