こんにちは、土井英司です。

突然ですが、起業って恐怖ですよね。
土井の周りの起業家に聞いても、大体みんな最初は怖かったと言います。

だって、安定収入が絶たれちゃうかもしれないんですからね。

起業した今は、本当の安定は大企業かどうかじゃなく、
顧客リストを持っているかどうかだということがよくわかりますが、
最初のうちは、そんなこと、気づくわけがありません。

毎月確実に振り込まれる給料がなくなって、
毎月その都度稼がないと、一家全員路頭に迷うかもしれない。
怖いのは当たり前です。

でも、その恐怖を乗り越えないことには、本当に稼ぐことなどできはしない。
そこで本日は、その恐怖を乗り越える方法をレクチャーしたいと思います。

方法1:安定収入を確保する
中途半端にやると、いつまでも副業で終わってしまうためおすすめしませんが、途中から思い切ってシフトできるなら副業で始めてみる、というのも手です。あと意外と有効なのは、「パートナーに稼いでもらう」です。作家の鈴木光司さんはこの方法で、奥さんに支えられて見事にベストセラー作家になりました。

方法2:失敗しても何度もチャレンジすると決める(あきらめなければ負けじゃない)
「一勝九敗」という言葉がある通り、起業では多少失敗しても、一度の勝ちが負けを上回る利益を稼ぎだすものです。ということで、十回に一回しか成功しないチャレンジでも、十回やればほぼ成功できるので、ひたすら挑むと決めることです。

方法3:なるべくお金を使わない
企業が倒産する理由は、キャッシュがなくなるからです。であれば、なるべくキャッシュを使わない、サービスを提供するよりも先にキャッシュが入ってくる仕組みがあればいい。お客様からお代をいただくのは先、取引先への支払いは後にしておけば、うまくいくことが多いと思います。

とはいえ、こんな方法だけでは恐怖を乗り越えられるものではありません。
そこでメンタル的に効くのはこの方法。

1.バカになる
理性が邪魔をしているので、理性をやっつけるために感情的になります。わざと現状に腹を立ててみたり、自分がサービスを開始しないために不幸になっていく人を思い浮かべたり、愛する人のことを考えたりします。とにかく、お金や安定以上の価値を掲げないと、バカにはなれません。

2.死ぬことを考える
神様に聞いてみたら、「じつは自分の寿命は明日まででした」みたいな感じで、まさに今、死ぬ可能性があると考えます。これによっていきなりやるべきことが明確になります。アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは「後悔最小化理論」というのを打ち出していますね。

3.明日、すごいインフレが起こる、もしくは政府がお金を巻き上げると考える
人間は失うことが前提の場合、思い切ってギャンブルに出る傾向があります。そこで、頭の中でもう奪われることを考えるのです。すると、やけっぱちになって勝負に出る。恐怖の源はほとんどが命とお金ですから、それが奪われる前提なら、行動はぐっとラクになります。

以上、起業の恐怖を乗り越える方法をお話しましたが、
これでもできない人のためのおまけもお伝えしましょう。

1.神社に行って、一番高いお守りを買う
2.すごい人とつながりまくって、こんな人とつながっているんだから大丈夫だと思い込む
3.思い切って貯めたお金を全部使う夢を見る→使うことが怖くなくなる!

まあ、無責任に書き連ねましたが、起業した人はみんないろいろやっているはずです。
セミナーや講演会に参加した時は、ぜひこの手の話、リアルに聞いてみましょう。