こんにちは、土井英司です。


日本語には、「定石」という言葉があります。


Wikipediaによると、定義は、「お互いが最善と考えられる手を行った場合の一連の手のこと」。


さらに、「定石の一手一手はそれ自体が手筋の応酬であり、

単なる丸暗記ではなくその一手一手の意味を考えながら定石を学ぶことは

詰碁と並んで囲碁上達の基本とされている」と書いてあります。


昨日読んだ、ハーバード・ビジネス・スクールのアンドレイ・ハギウ博士、

平野敦士カール氏の共著になる『プラットフォーム戦略』は、インターネットビジネスに関するこの「定石」を、まとめたもの。


※参考:『プラットフォーム戦略』
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楽天、アマゾン、グーグル、アップル、フェイスブックなど、ITの覇者たちがどうやって

プラットフォームを築き上げたのか、外部のプラットフォーム化の圧力に屈せず

続けてこられたのか、その秘訣が書かれています。

本書には、楽天、アマゾン、アップルなどのプラットフォーマーに参加
企業がどう対抗すべきか、という戦略も書かれており、まさに実践的な一冊。
ぜひ読んでみてください。