夏の孔雀のトップハット | エリーのラヴ・ラボラトリー

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先月末に、毎年恒例の帽子の展示会がありましたよ(*´∀`*)

今年は三回目ということもあって、何か意欲的に面白いものを!と思いまして
トップハットと呼ばれる、シルクハットのような形状の帽子を作ってみたいと決意して
高さやシェイプを決めるべく、白いボール紙でいくつも形を作りまして。


実際にかぶって、顔とシェイプや高さのバランスを確かめて、ようやく型を決めた後は
ブレードミシンを使って、麻の1センチ幅のブレードでクラウンを作りました。


こんなミシンでぐるぐる縫っていきます。
そして、トップからブリム部分にかけてキューッと絞りをいれてクラウンの完成です。


アイロンかける前ですが、きちんと左右対称に形ができています。
もちろん多少の歪みならアイロンを当てることで補正は出来るんですが
何年も使っていると元の形に戻ろうとするので、出来るだけ綺麗に縫い上げます。

その後、ブリムと呼ばれるツバの部分を厚みを持たせるために2枚縫い終えて
その2枚を動かないようにミシンで縫い合わせて、その縁の隙間にワイヤーを入れて
パンッと平らに張りが出て、型崩れしないようにして合わせたのがこれ。


イメージ通り!!
いい感じに仕上がりました。

その後、トリミングを付けないといけないんですが、何分時間に追われてしまい
得意の孔雀とグログランリボンでシンプルに飾り付けることにしました。

今回の帽子は・・・
とある冒険家が奥方にプレゼントしようと、旅先で入手した孔雀の羽やマニラ麻を
街に戻ってから仕立て屋に持ち込み「妻のバカンス用の帽子を頼みたい」と告げると
いつも笑顔で、明るく行動派の奥方にピッタリな、それでいて夏の風を感じるような
麻ブレードで作られた孔雀の羽根のついた大きめのトップハットが出来上がりました。
・・・というイメージで作ったのがこれ。

 
【先生による評価】
今回のブレードミシンはスムーズに縫い上げましたね。
大変綺麗なシルエットに仕上がりました。
クラウンの高さが高く、全体にボリュームがありましたが
ブリムをダブル仕立てにしたことで安定感が出て、クラウンに太刀打ち出来ています。
トリミングのグリーンの色合いが良く、すっきりシャープにまとめた事で
帽子のシルエットが優先となりとても良かったと思います。
大変よろしい!!
 
とのことでした(*´ω`*)フフフ…♡
かなりシンプルな出来ですが、先生の評価通り、今回はシェイプ重視だったのと
トリミングの孔雀の羽根とリボンのコントラストもかなりこだわったので
なかなかいい感じに出来たかなー?と思います。

 と、こんな帽子に合わせられるかな?と思って、またもカバンを新調しました。
 

大きな大きな淡いコバルトブルーのトートバッグです。
横幅はなんと70センチもあるんですよ!
結構頑健な革のバッグで、いろいろと使えそうです(*´∀`*)
 
と、だーりんが帽子のブログを楽しみにしてくれてたので、取り急ぎまとめてみました。

今日も最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました(*´ω`*)♡