欲しいものならば欲を出せばキリがないけど
必要なものとなると簡単なようでいて実は難しい。
それはつまり、自分に必要なものは自分にしかわからず
しかも自分自身であってもなかなかそれがわからないから。
必要なものは満たされてる時には気付きにくく
足りないと感じて初めて必要だと自覚する。
まわりに人やものがありすぎると
得てして必要なものを見失う。
そして失ってみて初めて必要だったと思い知らされる。
失ったものはもう二度と手に入らないのに
それに固執して生きてしまいがち。
それじゃあまりにツラいよね。
でも、その時たいして必要じゃないと判断してしまうのは
たぶん代替え要素があるからで
その時執着しきれず失ってしまうのであれば
仮にその時捕まえていても
いずれ、ふとした迷いで手放すと思う。
いずれにせよ、失うものべきものは永遠に失う。
それが本当に必要なものであったとしても
神様はそんなに甘くないから
うまく立ち回り、何かを誤魔化し、思い通りにねじ曲げたつもりでも
人生はそうそう自分の思い通りには生きられない。
大事にしないと失うんだよね。
「自分」だけが大事ならそれももちろんありだから
それを選択した事は正しいと思う。
必要なものを失っても世の中代替え品で溢れているから
とっかえひっかえ生きればいい。
大事なものや必要なものを失って
悲しんだりツラかったりしたとしても
それは決して間違った人生ではなく
人は選択して常に正しい人生を歩んでいるから
そこまで悲観することもなくて
ただそれが自分の人生だと認めたら
ツラいだろうけど少しは生きやすくなるはず。
チャンスは望めば何度だってやってくる。
大丈夫だよ、次をしっかり掴んで手放さなければ。