カジュアル茶道サロンelicoanです。
今月のお稽古では、水指(みずさし)のお話をしています。
5月になり、風炉に季節になりました。
段々と暑い日も増え、水指から見える水の反射は、涼しげに感じ、体感温度を下げてくれます。
そのため、冬場の水指よりも、口の部分が広がったものが増えてきます。
今月登場させた水指は、濃紫に涼しげな竹の模様で、皆さんからも好評です(^-^)
そして、下の部分と同じ素材で作られた蓋を共蓋と言い、このようなタイプは最初から水指として作られたものです。
また、これは↓塗り蓋と言い、下の素材とは違います。
元々壺など、水指とは違うものとして作られたものに蓋をつけて、水指に見立てて使ったものなどがあります。
この他にも
10月の中置きの時期だけに使う細水指や、
たらいのような形の平水指など、
様々な形の水指がありますので、何処かで見かけた時には観察してみて下さいね。
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