ELIC進路アドバイザー”のり”です。

 

 

本日は高校3年生のみなさんへ向けた呼び掛けです。土日のセンター入試、お疲れさまでした。普段は雪の降らない地域でもこの日は狙ったように雪が降り、普段降る地域はさらに豪雪で本当に大変な中で2日間がんばったことでしょう。きっとこの年度共通の語りとなって伝わっていくのではないかと思っています。

 

 

そんな中で、「思ったよりできたよ」という人も「予想はずれたわー」という人もいるのではないでしょうか。今日は、ちょうど1年前みなさんと同じような経験をし、そして、ELICに入学し、4月からは名古屋市職員になる一人の若者のキャリア作りをご紹介させていただきます。その若者は平凌也くんといいます。担任は加藤先生です。

 

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平くんも1年前センター入試を受けています。国立大学を目指していましたので、5科目入試です。部活の引退後、勉強をがんばったといいます。特別に補習をしっかりやってくれるという高校ではなかったようですが、クラスでは授業後も数人が残って勉強していたようです。平くんもその内の一人です。

 

 

教員志望だった平くんは岐阜大学と愛知教育大学を受験します。秋以降、AO入試、指定校推薦入試などでクラスで中の合格者が勉強を終了していく中、平くんは国立大学後期入試まで踏ん張ります。

 

 

センター入試や2回の国立大学受験を通じて平くんの学力は大幅にアップしたはずです。私は、この受験を通じて3月中旬まで努力したことが平くんの名古屋市役所合格に繋がっていると考えています。平くんは自分の合格要因を「夏休みの努力」といいますが、私は平くんが受験を通じて身に付けた①集中力、②勉強の仕方、③学力がベースにあったと分析しています。「夏休みの努力」は当然のことです。ここで努力できない人は多くの場合、合格できないです。

 

 

受験はみなさんたちにいろんなモノを与えてくれます。それは、今後のみなさんにとても大きな影響を与えることでしょう。平くんの場合、これが、①集中力、②勉強の仕方、③学力、だったということです。彼は、この3つを身に付けてELICに入学してきます。入学動機は、「教員になるための国立大学教育学部編入」ということでした。しかし、入学後、公務員もいいかな?と考えるようになり、まずは、自分の生活を作ろうと公務員を目指すようになります。

 

 

そして、見事合格。今、平くんは言います。「名古屋市職員になって、仕事が落ち着いたら大学にも入ります。通信でも夜間でもありますから」と。彼ならやると思います。こんなキャリア作りの若者もいるんですね。