<ストーリー(※公式サイトより引用)>
いつでも笑っていたいのに、なぜカナシミは必要なの?

11才の女の子、ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち---ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。彼らは、ライリーを幸せにするために奮闘の日々。だが、ライリーを悲しませることしかできないカナシミの役割だけは、大きな謎に包まれていた…。
そんなある日、見知らぬ街への引っ越しをきっかけに不安定になったライリーの心が、感情たちにも大事件を巻き起こす。頭の中の“司令部”からヨロコビとカナシミが放り出され、ライリーは2つの感情を失ってしまったのだ! このままでは、ライリーの心が壊れてしまう! 果たして感情たちは、ライリーの危機を救うことができるのだろうか? そして、カナシミに隠された、驚くべき<秘密>とは…?

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ピクサー長編アニメーション20周年記念作品、新たに大好きなピクサー作品と出会えました!
監督・原案・脚本は『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』を手がけたピート・ドクター。
彼の実の娘が11歳になった頃、明るくておてんばだった幼少期から打って変わって大人しくなり不機嫌になってしまい、ピートは「彼女の頭の中で何が起きているのか」と考えたところからこの作品が生まれたらしい。
子供から大人に変化していく時期は誰でもある。
だけど親からすると子供はいつまでも子供、そして素直な子供でいて欲しいという願いもある。
とにかく親の子への愛情が身にしみてわかる作品です。
そして"昔、子供だった”私たちも確実に共感できます。そして涙します。私は号泣でした。
タイトル通り「頭の中」が舞台。頭の中の世界は色鮮やかなファンタジーがいっぱい!
ピクサーならではの色使いにワクワクします!
あと主人公ライリー以外の人たちの脳内も注目です!詳しくは書けませんが爆笑しちゃいました。
そしてピクサーといえば隠れキャラクター!
私は一つ見つけることができましたが、多分他にもいっぱいおなじみのキャラクターやメッセージが隠れていると思うので何度か観ないといけないですね!
あと、個人的にピクサー映画は日本語吹き替えも大好きなんです!
今回は字幕で観たのですが、吹き替えではヨロコビ役に竹内結子さん、カナシミ役に大竹しのぶさん、ビンボン役に佐藤二朗さんと豪華メンバー!ぜひ吹き替え版も観に行きたいと思います。

私は映画の世界に入り込むというより映画の世界がこっちに寄り添ってくれた感覚でした。
そしてエンドロールの最後の最後に"This film is dedicated to our kids. Please don't grow up. Ever.(この映画は私たちの子供達に捧げます。お願いだから大きくならないで。絶対に。)"と製作者からのメッセージがあって、それにまた涙してしまいました。
この作品を観ると私達の中の"感情たち"も刺激されます。
自分の感情に素直になるのもいいかもしれませんよ。

予告編


『インサイド・ヘッド』
7月18日(土) ロードショー
公式サイト