先日映画『アリスのままで』の試写会へ行ってきました。


大学で言語学を教えているアリスは授業中、単語を思い出せなくなったりジョギング中に自宅までの道がわからなくなる事態が続く為神経内科へ行く事に。若年性アルツハイマー症と診断されてしまう。アリスの記憶や知識は早いペースで薄れていく。

ある日アリスは記憶が無くなる前に自分のパソコンに残した自分へのビデオメッセージを発見し画面の中の自分が言うことを実行しようとする…。



誰にでももしかしたら起こってしまうようなストーリーをリアルに描いている作品。

全米ベストセラー小説「静かなるアリス」の実写映画。

アリス役のジュリアン・ムーアはこの作品でアカデミー賞・主演女優賞を受賞。圧倒的に素晴らしい演技でアリスの不安や葛藤、そして徐々に記憶が薄れていく様を演じていました。

そして家族の葛藤、それぞれ愛の為への決断、行く末は観ている側からすると切なく涙が止まりませんが、揺るがない家族の絆に更に涙が止まりませんでした。

久しぶりに観終わった後も考え込んだ作品です。

この先の人生、何が待っているのかわからないからこそ"今"を生きる大切さを伝えてくれる、奥深い感動を与えてくれる作品でした。

是非とも観て欲しい映画です。


予告編



『アリスのままで』
6月27日(土)ロードショー