「はい、ペーパーやるよ〜」

「えーやだー🤨‼️」


小学校受験に挑むご家庭では

こんな会話が繰り広げられているのでは

ないでしょうか。




ここで


ペーパーやらなかったら

合格しないよ‼️」


と言ってしまったら


負けです。


子供にとって

「だからなんだ?!」

「別にいいけど…」

で終わります。


子どもは合格しなくても

公立小学校に進学できるので

困りません。


困るのはここまで時間とお金をかけた

親だけです。


 子どもに小学校受験の意味を説明した


我が家の場合、


・なぜ小学校受験をするのか?

・どんな学校を受けるのか?

・学校ではどんな楽しいことが待っているのか?

・そのためにはどんな勉強が必要なのか?


5、6歳の子にも説明しました。


はじめは保育園の子たちと

同じ公立小学校へ通いたい、

とそう簡単には納得しませんでしたが


「合格すると

とびきりおいしい給食が食べられるよ!!」


と給食の写真を見せたら

目がキラーン✨と光りました😁



男子、単純!!


どこで食いつくかわからない!


虫が好きな子なら

「虫がたくさんとれるよ!」

等でもよいかもしれません。


 スケジュールを決めて習慣化した


子どもにも夫にもスケジュールを共有し

テレビを見ないよう、

テレビにスケジュールを貼りました。


・試験日がいつか

・タイムリミットは◯◯◯日しかない

・朝◯時〜、夜◯時〜と開始時間を決めた

・毎日どの単元を何ページやるのか

計画表を貼った。


自分で「今日は何をするのか」確認できますし、

お受験パパさん、ママさんも

今日何をするか

いちいち考えなくてすみます。


もし自分でスケジュールを

確認するようになったら

「おっ自分で計画表を確認できたね!」

と事あるごとに褒めてました。


 問題は時間になっても席につかない


いきなり声がけするとモメます。


「はい、時間だよー!切り上げて!」

「ええ‼️もっと遊びたかった‼️」


ペーパーの時間が近づいたら


「はい、あと10分でペーパー

始めまーす!」


「あと5分でーす」


事前予告をすると

ちょっとは覚悟ができます。

時間通り座れたら


「よく時間通り座れたね!」


と座っただけでオーバーに褒めました😁


 それでも来ない場合


「お母さん待ってまーす。

終わったら(好きな遊び)

◯◯で一緒に遊ぼう」

↓↓

「終わったらおやつ食べよう」

↓↓

「シールでポイント集めよう!」

↓↓

「10数えまーす」

「お母さんと一緒に頑張ろう!

間違えてもいいよ〜」


あの手この手で声がけ。


最終形態は…

「お母さんの時間を奪っていまーす」

と声がけしてました。

「あ、もしかしてぼくのために待ってくれてる?」

とようやく気づき席に着くことも。


 怒りすぎてないか?



そもそも

ペーパーを間違えた時に

必要以上に怒ってませんか?


間違えたことに怒ると


ペーパー

=お母さんと過ごす恐怖の時間


という図式が出来あがり

ますますやらなくなります。


子どもは間違えて当たり前、


「間違えてもいいから

まずはやってみよう!」


と根気よく粘り

親もここはググーっとがまんがまん。


ペーパーと言われただけで

拒否反応を示すなら

「お母さんとクイズ大会!」

と言い換えてみるのも手かもしれません。



 さらに泣いて暴れて嫌がる場合




あきらめる。


どうしても体力的に疲れていたり

保育園で嫌なことがあって

気が進まない、等々で

絶対にやりたくない!

と言った場合。


怒鳴ったら負けです。

勉強嫌いになります。


「わかった、

今日はやりたくないんだね」

と気持ちに寄り添う。


やりたくない理由を

自分から言うようなら

耳を傾けます。


難しいから

わからないから


なら「一緒にやろう」とも言えるけど

そうでない場合。


「今日は一緒に遊ぼー!」

と言って切り替える。


でも‼️


「じゃあ一緒にしりとりしよう!」

「虫取りする?」

「折り紙とぬりえ、どっちがいい?」

「おはじきで遊ぼう

(といって、実は引き算の基礎)」


「積み木をやろう!

(といって、実は見えないつみきを数える)」


「絵本を読もう!

(といって、お話の記憶)」


一緒に遊ぶにしても、

必ず小学校受験に関係する遊びに切り替えて

気分転換をしました。


遊び終わると気が済みます。

毎日ペーパーを嫌がられても困るので

「明日は一緒にペーパーやろうね〜」

とまた予告をしておきます。


 私も菩薩ではない


私だってずって笑顔でいたい


親の思い通りに行かなかったり

反抗されると

私も菩薩ではないのでイラっとします。


未就学児を受験させるなんて

夫の理解も得られないといけないし

赤の他人から

「そんな勉強させてかわいそう」などと

よけいなお小言も言われかねません。


子供に受験関連の勉強を教えること以外にも

日常生活では仕事や家庭など

私をイラッとさせることは

そこかしこに溢れていて

さらに子供が「ペーパーやらない!」

と反抗的な態度を取ると

イライラマックスとなり

爆発したくなる気持ちもわかります。


でも爆発すると

「なんのための受験だろう?」

自己嫌悪に陥ってしまいます。


こんな濃密に

子供と真っ正面から

向き合える時間も貴重です。


「受験は大変だけど

なるべく楽しくなるよう

工夫する!」


その方が親も子も

前向きに取り組めるのではないでしょうか。


受験はきれいごとばかりではないし

うまく行かないのがふつうだと

割り切った方が

フッと気持ちが楽になります。


うまく子供の琴線に触れるものを

ペーパー終了後に用意して

楽しみにできるといいですね。


今日もお受験お疲れ様です!!

体調にお気をつけて

お過ごしくださいませ。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。









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