直近の塾の面談で…

 

最初の45分くらい?息子が学校から

帰ってこなかったので塾長と私で

話をしていました。

 

その中で

 

「まだ2ヶ月しか見ていないので判断が

できないのですが、英語だけ他の科目と

比較しても明らかに伸び悩んでいて…

 

もちろん努力不足もあるでしょうが…

他の教科はある程度伸びているので

もしかすると、発達的な問題があるかも

しれません。

文字列をうまく取り込めないというか

過去にもそういうお子さんがいらして…

 

1~2年見ていたらある程度判断ができる

と思うのですが、申し訳ないことに

まだ2ヶ月なので言い切れないです」

 

というような話をされました。

 

私は、

 

「実は、私も以前からそうかもな…と

思っていた部分もあって、

幼稚園くらいの頃から、文字の認識は

苦手なんだろうな…と思っていました

 

だからそういった類の書籍を読んだりも

しましたし、

それと私が教員免許を持っていることも

あり、関連した授業を受けたことも

あったので、そうかもな…って」

 

と答えました。

 

そんな話をしている中で、息子が合流

したので話は一旦終了。そこから

息子を交えて30分ほど面談したあと、

 

塾長が

 

「じゃあ、〇〇(息子)は自習しててね。

このあとは大人で作戦会議するから笑」

 

と仰って、私はまた先生と2人に。

 

すると先生はぽつりぽつり

 

「さきほどの英語の話…私自身もお母様に

言うか言うまいかすごく悩んだんです。

そう言われてショックを受けられると

思いますし…

 

ただ、もしそうだったとしたら

英語を頑張れ頑張れと言うことすら

本人にとって、酷だと思っていて」

 

と。

 

(男性のガタイの良い先生ですが)

涙をこぼしておっしゃったんですね。

 

 

先生も、この場でそれを言うかどうか、

本当に迷われたんだと思います。

そのことだけでも有難いなと思いました。

 

私は

 

「ショックを受けられる親御さんがいると

いうことは理解できますが、私としては

先生がそうおっしゃってくださって

良かったですし、ありがたかったです。

 

ずっと私自身の中で、その可能性は考えて

いたので、少しだけ安心したような面も

あるんです。

 

とはいえいずれにせよ受験はあるので

彼が彼なりに努力して頑張っていけるよう

サポートしていきたいと思います」

 

とお話しました。

 

加えて

 

「離婚をしていなかったら、近くで様子を

見れたわけですし、もっとサポート

できることがあったと思うと…」

 

とお話したら、塾長は

 

「先ほどの発達についてのことで言えば

お母様が悪いなんてことは絶対にないです。

それにこれから生きていくうえで

辛い経験や思い通りに行かない経験は

絶対にあるんですよ。

 

私自身、両親が離婚していますが、

だから何?って感じです。もちろん当時は

ショックもありましたが、両親が離婚を

しなかったことを考えると、

そちらのほうが怖いなと思います」

 

とお話されたんですね。

 

思いがけず見た塾長の涙、

私もちょっと涙ぐんでしまって。

 

私にとって、とても有益な時間だったし

息子のことを、仕事とはいえこれだけ考え

涙を流してくださる大人が親以外に

いるということも、感謝しないといけない

と思った出来事でした。

 

この間の週末も、息子と高校の説明会に

行ってきました。今週もまた説明会が。

できることは全てしたいと思ってます。