娘と朝からメールのやりとりをし

 

 

今日は会えないけど

それでも嬉しい気持ちで

「さあ仕事でもすっか!」

と思ったら…

 

しばらくして着信。娘から。

 

どうしたんだろう…と思い出ると

シクシク泣いているんです。

 

すすり泣いていることはわかるけど

泣いて喋ることができない様子で

もう頭のなか、めちゃくちゃいろいろ

想像しちゃいます。

 

お友だちと喧嘩した?

怪我でもしたのか?

家の中で事故があった?

飼っている猫が死んだとか?

息子が帰ってきて喧嘩した?

パパに怒られた?

 

頭のなかぐるぐるぐるぐる

 

喋れずにいる娘のすすり泣きを聞き

 

「深呼吸して、急がなくていいからね

ゆっくり深呼吸して」

 

「喋れるかな?ママ、今から行こうか?」

 

「どうした?」

 

って

 

すると娘が小さな声で「会いたい」。

 

「わかった、今から行くから、

どこにいるか教えて?

5分で着くから、着いたら電話するね。

ちょっと待っててね」

 

家にいるようで…

私は小雨の中、レインコートを着る暇も

惜しく、ノーメイクにキャップ被って

急いで自転車で向かいました。

 

友だちの家に行くときに事故に遭った?

ということも想像していたので、

家にいると聞いてその線は無しか。と。

 

昨日、私が娘に買って渡した冷凍食品を

1人で解凍しようとしてレンジが壊れた?

とか、

あり得ないようなことまで想像しながら

それでも

 

「近くに住んでいて良かった」

 

なんて思いながら、自転車をこぎました。

 

家から出てきた娘、目は真っ赤で

まだヒスヒスとすすり泣きが残り、

 

「ちょっと歩こっか」

 

と、2人で歩き出して様子を伺い

タイミングを見計らって話を聞くと

 

どうやら遊ぶ約束をしていた友だちは

急用が入って遊べなくなって、

それでママに会いたくて泣いていたそう。

 

雨だからお昼ご飯を買って届けるという

私の提案を一度断ったけれど、

友だちとの約束がなしになって、

寂しくなってしまったのかもしれません。

 

「ノーメイクだけど、

今日は一緒に遊ぼう!」

 

と提案し、ひとまずマクドナルドでお昼。

 

話ているうちにだんだんと落ち着いて

きたので、何をしたいか?話をしていると

「カプセルトイが欲しい」

ということだったのでバスで移動。

 

ゲームセンターやおかしのまちおか、

たくさんのカプセルトイを見て回って

最後にお菓子を少しとカプセルトイ1個。

 

またバスに乗って戻ってきて

さっき送ってきたところです。

 

「涙が出てからでもいいけど、

泣きそうになったらいつでも電話してね」

 

と伝えて、わかれました。

 

離婚してなかったら、娘を泣かすことも

なかったでしょうに。

 

事故とか喧嘩とかあれこれ想像したけど

結局は私が蒔いた種が原因で、

娘を一人泣かせていたと思うと、

 

「近くに住んでいて良かった」

 

じゃねーよ!!と恥ずかしくなった。

 

髪もとかさず出てきた娘と、

ノーメイクで出てきた私と、

なんだかボロボロの母娘でしたが

お出かけしてたくさん喋ることができて

それは本当に良かったです。

 

息子にも娘にも、不倫・離婚しなければ

させなくて済んだ悲しい思いをさせて

しまった。そのことは絶対に忘れず、

驕らず、軽視せず、生きないとなりません。