昔の人は、夫・妻の家族と生活を共に

する(同居)というのが割と当たり前

でしたよね。

 

だんだんと核家族化が進み、

今はおじいちゃん、おばあちゃんと

一緒に暮らしている子どもは少数派。

東京だから、というのもあるでしょう。

 

私の母は、結婚してすぐに父の両親と

同居生活となりました。

 

私の祖父母、片方は身体障がい者であり

もう片方は癌患者であり、しかも母は

性格的に義父と全く合わず大嫌いだった

ので、本当に大変だったようです。

 

そばにいた幼い私から見ても、

母は相当に大変だろうと思っていました。

 

祖父母を看取るまで、ずっと世話をして

いましたから。介護も看病もずっと。

もちろん母はフルタイムで仕事もしてた。

 

母は、若い頃に核家族で暮らしていて

今になって苦労している人を見ると

「若い頃、楽々暮らしていたのに

今になって苦労して…」

と言います。

 

羨ましいとか狡いとかざまあみろとか

そういう感情ではなく、恐らくですが

本当に辛かったんだと思います。

 

で、ですね。

 

なのに私は今、日々、彼のお母さんの

マンションに行き、時間を共にするのが

ちょっと嫌だなって思っているんです。

 

正しくは「食事を共にするのが嫌」。

 

楽しい時間ももちろんあるんです。

嫌いというわけでもないんです。

 

ただ癌闘病中のお母さんは食事に

すごくすごく気を遣っていて、

「塩分が強すぎる」

「脂っこい」

「塩は心臓病の原因」

「辛すぎて食べたくない」

「若い人もあとでつけが来る」

「添加物が多い」

など、食事しながら毎日のように

話すのです。彼も気まずそうですが…

 

(ちなみに私の作った料理には何も

言いませんし、私も味付けや油分には

細心の注意を払っているつもりです)

 

正直…もっと美味しいね美味しいね、

って食べたいんです。私。

 

まるで摂食障害のときに

「これを食べたら太る」

「これは脂肪分が多すぎる」

「これは糖質過多」

「これはカロリーが高い」

と考えながら食べていたときのようで。

 

お酒だって好きに飲みたいのですが、

いちいち言われるのが嫌なので、

1杯だけにしておこう、とか。

 

(それでも1杯飲むのが私)

 

酒が身体に悪いのもわかる。

呑んべえなんて嫌われる。

だけど飲みたい日もあるのです。

 

彼のお母さんだって気を遣っている、

それもわかるんですよね。

だけど、ネガティブなことを考えつつ

食べるのが苦痛で苦痛で。

 

そのうえ食後のデザートやお菓子を

すごく勧められ、「もう好きにさせて」

と…思ってしまうんですね。

 

会って喋るだけなら全く苦ではなく、

また外食ならまだいいんですが、

毎日外食ともいきませんし…

 

しかし、彼も彼のお母さんも、基本的に

(私に特別予定がなければ)3人一緒と

思っているから…帰り道はなんだか

いつも嫌な気分になってるんですよね…

 

それがほとんど毎日のこと。

 

姑ならば友だちに愚痴も言えるかも。

だけど、不倫状態の彼のお母さん、

だれにも言わず、ずーっと一人悶々。

彼にだって本音は言えていません。

 

なぜなら彼もちょっと気まずそうで、

「母さんそんなことばっかり言うなよ」

みたいな顔をしているから。

 

だからだから、このブログだけで

今日は吐き出させてください。はぁ。

 

こんなとき、皆さんどうしますか?

(そもそも既婚者と付き合わないか…)

 

今日も、このままだと、行くことになる。