久しぶりに唯川恵さんの作品を読んだ。
女性の身近にある些細な出来事、
大きな出来事、葛藤や躓きや諦めを
女性らしく描くので、昔から好きです。
簡単にさらりさらりと
読める文体も気に入っています。
帯にありますが、
母親と娘の関係性をテーマにした一冊。
途中、切なくなってしまう場面も
いくつかありましたが…
読み終わり、ほうっ、と、一息。
「女性は一度、母親を殺す」
というようなあとがきがあり、
私の人生まだ何があるかわからないけど
一度は終えた(殺した)な、と
自分自身に思います。
これから先、今度は
私が、私の娘に殺させるのか…
それもまた世の常。なんて。
午前中は読書などしていましたが
今から撮影のお仕事です。
だから、子どもには会えません。