読みました。
読み始めてすぐ、
連続して数冊本を借りた物で、
こちらは後回しになっていたもの。
リリーフランキーの初小説。
うまくいかず、常識との狭間に悩み
それでも諦めないで生きようとする
主人公たちの物語…
とでも言いましょうか。
正論を振りかざす世間に疲れて、
だけど自分自身も子どもの頃から
「常識」というエッセンスを
時間をかけて少しずつ少しずつ注がれ
染まってしまっているから、
だから抜け出せなくて
情け無くなり、空しくなり、
それでも歩いていかなければならない。
エロ描写もたびたび出てきますが
それもまた飄々と軽快な感じがして
読みやすいです。
短編集ですしね。
よろしければ。
※熱下がらず、今日は子どもと会えず
明日もうつしては悪いので
会わないことにしました(泣)