ラジカセ

 

何度見てもボロボロと

恥ずかしいくらいに涙が出る

吃音ラッパーの達磨さん「音文」。

 

たまに取り上げられたりすることも

あるので、もうご存知の方も多いと

思います。

 

 

吃音がありいじめにあったり

嫌な思いをしたことが多かった達磨さん。

思うように喋れず、特に「か行」が苦手で

コンビニで「からあげ」が注文できなかった

エピソードもあり・・・

でもラップだと不思議と吃音が出ない・・・

 

彼の本気の詩と歌声が心に刺さる

かっこつけたり、盛ったりしない

達磨さんの本気の想いが

塊となってぶつかってくるようです。

 

それももちろんなのですが、

同時に、私の上の子が思い出されます。

 

上の子は、幼いころ軽い吃音があり

今はずいぶんと良くなって

気になりませんが、とても心配でした。

 

緊張した場面で出てしまうのですが

割と飄々としている子なので

学校では多発していないらしく

それをからかわれたりすることも

ありませんでしたが、

親としては心配です。

 

ただ・・・以前ある習い事をしていて、

そのときの先生が

一言めがなかなか出ない上の子を

「ちゃんと喋って!!!」と皆の前で

強めに叱りました。

 

まだ小学校3~4年生の頃でしょうか。

挨拶するときの最初の言葉にどうしても

詰まってしまい、それを指摘されたのです。

 

子ども自身は何も気にしていません。

それが彼の良さでもあります。

 

ただ、それを見ていた私は

涙をこらえるので精一杯でした。

お子さんがいない先生だったし、

子どもを思っての指摘ということも

わかっていました。

 

母親がどーんと構えて

「こういうことも生きてたらあるんだよ」

なんて諭せたら良かったかも。

でも、ただその光景を見て

目を赤くする未熟な母親でした。

 

後日談。

先生にそのことをやんわりと伝えました。

もしかするとまた詰まるときがあるかも

しれませんが、お見知りおきを~

みたいな感じで、やんわりと。

 

結局その習い事は、私がコーチと

不倫関係になり、退会処分になります。

改めて、これに関しては

子どもに大変申し訳ないことを

してしまったと後悔しています。

 

と、この話は

もうブログでもしていますから

とにかく達磨さんの魂のラップ、

良かったら聴いてみてください。