丸いつぼみの植物

 

離婚と、片親になった子どもの

意見について。

 

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【離婚の説明についての子どもの意見】
 

離婚の説明についての意見は27例あり,その内容は「親は離婚の説明をきちんと子どもにすべきである」ということに集約できます。 

 

説明を受けなかった人だけではなく,説明を受けた人であっても,十分に説明がなされていないと感じる人は少なくないようです。

「離婚の理由はどうでもよい。親が子に対してどう責任をとってくれるのか伝えてほしい」(離婚時6歳,現在48歳)
「家族だから分かるはず,という思いこみは捨てて,親がどんなことを考えていてどうしたいのか,子どもが何を考えているのか話し合ってほしい」(離婚時11歳,現在23歳)
「子どもの生活に影響を及ぼさないように離婚する時期を考え,その事情を分かりやすく説明してほしい」(離婚時15歳,現在17歳)
「どうして離婚したいかをきちんと説明してほしい。離婚後の住む場所や環境がどのように変わるのかを説明して安心させてほしい」 (離婚時19歳,現在21歳)


親が十分説明してくれたと感じている人からは,次のような意見が出ています。
「4歳の子にも離婚の理由を説明してくれた。子どもだからという理由で説明がなかったことはない。悩まずにすんでいる」(離婚時4歳,現在21歳)
 子どもの立場からすれば,親は離婚するに当たって,子どもが理解できるような説明を求められており,「子どもが小さいから説明をしなくてもよい」という考えは受け入れられないのです。

 

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出典「養育環境の変化と子どもの成長に関する調査研究 」

 

 

なるほど・・・

 

かなり昔の調査だと思うので(出版が2005年)、

現代を生きる子どもたちの意見とは多少の

相違があるかもしれませんが。

 

子どもは思っているより大人ですよね。

大人は思っているより子どもですし。

 

うちの場合、私が元夫に

不貞行為をカミングアウト、

最初は別居から始まりました。

 

その時点では、元夫からの提案で

子どもには「仕事で帰れない日がある」

と言おうと。私もそれに従いました。

 

この時点で子どもに嘘をつきました。

この選択も良かったか悪かったか。

 

ですが、別居は長く持たず

すぐに離婚をすることに。

 

元夫は「離婚する」ということ以外に

子どもに余計なことを言わないと

言いましたが、私は子どもに

「もうパパとママは一緒に暮らせない、

ママが自分勝手なことをして

もうパパと仲直りできないの」

というようなことを伝えたと思います。

 

これも狡かったですかね。

 

結局、離婚を迎えるにあたり

元夫とも条件等々で揉めることも増え

確か元夫が、私と不倫相手との詳細を

子どもたちに伝えたんだと思います。

(なぜか当時の記憶があやふや)

 

子どもに対して誠実ではなかったのか?

子どもは相当悲しかっただろうけれど

他にどうしたら良かったのでしょうか。

 

冷静さを失って、

少し前までは仲良くしていたのに

お互いに言いたいことをぶつけ

非難し合い、悪いことを言い合い・・・

その中で、お互い思い思いに

子どもと接してきましたが、

子どもたちはどう思っているのでしょう。

これから何を思うのでしょう。

 

パパとママは離婚することになったけれど

2人の生活はパパとママで守る、

学校も変わらなくていいし、

住むところも変わらなくていい。

今までより(経済的に)辛い生活はさせない。

来てほしいときは、電話してくれたら

すぐに飛んでいくし、

できるだけ会いに来るから。

そんなことも伝えました。

 

余談ですが、

今、子どもたちは私が食事以外で

お金を払おうとすると

「ママはお金使わなくていいから!」

お金を払ったときには

「いつも本当にありがとうね」

と言ってくれます。

 

離婚したあとのほうが、

私は使えるお金が多くなり

(幸い以前よりお給料が多くいただけるようになった)

そう無駄遣いもしませんから、

節約、節約と叫んでいた結婚時より

子どもに関してお財布の紐は緩いです。

 

元夫が急にまとまったお金が要る

(バイクの修理などで)

と言ってくるのもあり

通帳をいくつかに分けて

家計をやりくりしていたので、

家族に金銭面で我慢させることが

多かったと思います。

 

ですが今は自分の貯金は把握しやすく

また子どもたちに対して

申し訳ない気持ちがすごく大きいので、

つい何か買ってあげたくなってしまう。

もちろんお金の大切さは理解してほしいから

のべつ幕無しに買い与えたり、

ゲームセンターでお金を使うことは基本NG。

だけど書籍、文房具などは買いますし、

お菓子なども買ってあげることが多いです。

 

さてさて、話がそれましたが

これまでも極力、

子どもを子ども扱いせずにきましたが、

今後も1人の人間として、真剣に向き合いたいと思います。