ノートと鍵と眼鏡

 

以前、「離婚はしないほうがいい!」というブログを書きました。

この気持ちは今でも同じ。

 

子どもに毎週毎週会えていますが、

そのたびに嬉しくて楽しくて、ものすごく切なくなります。

離婚しなかったら、この切なさを

味わう必要がなかったのかもしれません。

 

離婚前は、父親より母親のほうが

育児にかかわる割合が大きい家庭でした。

学校の準備、夏休みの自由研究、

土日の休日、連絡帳の捺印、

学校からのお便りのチェック、

給食費、習い事の月謝の支払い、

とにかくなんでもやりました。

 

上の子は野菜もマヨネーズも納豆も嫌いで、

生魚もダメで、そして肉料理が好きでした。

下の子は野菜もマヨネーズも納豆も好きだけど、

あまり肉料理は好きではなく、お刺身が好きでした。

 

同じように食事を与えてきたつもりですが、こんな感じ。

だから盛り付けを工夫したり、

野菜たっぷりハンバーグに練り込んだり、

少しずつ苦手なものもお皿に乗せてみたり。

 

だけど、正直今は毎日子どもが何を食べているかわからないのです。

 

子どもの洋服についたシミひとつ、落としてあげることはできないし、

寝ぐせを直してあげることも、目ヤニを拭いてやることも、できないのです。

最近見た連絡帳に「忘れ物注意!」と担任の先生の文字。

それすら、切なく申し訳なくなります。

 

私は頭が悪いのでしょうね。

辛さは想像していましたが、想像していたよりも何倍も何十倍も、

子どもと離れて過ごすのはつらいものです。

 

これを読んでくださっている方の中には、

ご主人と離婚したくてしたくて仕方ないという方、

奥様と離婚したくて仕方ないという方、

いらっしゃるかもしれません。

 

もしかしたら

ご両親がどちらかの不貞行為で離婚されたという方も

いらっしゃるかもしれませんが・・・

 

それぞれ事情があると思うけれど、

離婚はできることなら、しないほうが良いと思います。

踏みとどまれるなら、踏みとどまってほしいと思います。

そんなことを、頻繁に考えてしまうという話です。