砂浜の足跡

 

よろしければ順番にご覧ください。よろしければで構いません。

恋愛と結婚と不倫と離婚①

恋愛と結婚と不倫と離婚②

恋愛と結婚と不倫と離婚③

恋愛と結婚と不倫と離婚④

恋愛と結婚と不倫と離婚⑤

恋愛と結婚と不倫と離婚⑥

恋愛と結婚と不倫と離婚⑦

恋愛と結婚と不倫と離婚⑧

恋愛と結婚と不倫と離婚⑨

恋愛と結婚と不倫と離婚⑩

恋愛と結婚と不倫と離婚⑪

恋愛と結婚と不倫と離婚⑫

恋愛と結婚と不倫と離婚⑬

 

 

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それからは、もうゴロゴロと坂道を下っていくように

人生が動いていきました。

 

慰謝料として元夫から

「慰謝料は不倫相手と私からそれぞれ150万円ずつ」

と提示があり、紆余曲折あって最終的に合計200万円を支払いました。

(100万円の減額)。

 

養育費、家などの共有財産の分配、そして親権。

 

親権は絶対に譲らないという元夫。

話は平行線。

調停で話し合おうといっても、元夫は調停に関する書類を

忙しいし、もともとそういった類のものが苦手だから

なかなか書けないと言ってきました。

 

どんどん子どもと別居している期間が長くなる。

そうなると親権を争う際に不利になる・・・

本当はもうこの時点で法律家に依頼して助けてもらえば良かったんです。

ネットに書いてある情報を頼りに、あれこれ頑張ってみたけれど

とにかくのらりくらりの元夫と話が進まず

私は四六時中、感情が高ぶっているような状態になっていました。

 

だんだんと、私は親権を元夫にしてもいいような気持ちになってきてたんです。

離婚の条件として「離婚後は子どもたちのために協力する」という内容を

残していたし、いつでも会えるという項目も協議書に残したから・・・

 

私は不倫相手の男性と生活をする。

子どもの養育費を毎月支払い、いつでも会える距離で生活する。

子どもの緊急時、すぐに駆け付けられるようにしておく。

土日祝は子どもと会う・・・

それで良いと思えてきました。

 

言い訳になりますが、

財産分与することなく元夫に渡した家は

隣にも近所にも何件も、元夫の家族・親族が暮らしていました。

(そんな家なんて正直いらなかったし)

(土地だって元夫の親族の名義だったし)

 

その家を元夫に渡せば、近くにいる家族・親族の力を借りながら

子どもたちは転校せずに暮らせます。

元夫の親は資産家で、いざというときにお金を工面してもらえるはずです。

 

親権がなくても、親は親。

子どもがこんな非常識な母親を、母親として受け入れたくなければ仕方ありませんが、

そうでなければ、いつまでも母親です。

そんな想いもありました。

 

私の勝手な考えかもしれませんが、

元夫や子どもに嘘をついて騙して取り繕って生活するより

謝罪して離婚したほうが健全なように思えました。

不貞行為をしてしまった私は、懺悔して生きていくしかないと思いました。

 

元夫に「離婚を考えている」と伝えてから半年、

不倫相手との関係が始まって1年と半年、

私は交際スタートから数えて15年ほどの元夫と離婚となりました。

 

どうしたら良かったのか・・・

どこで躓いてしまったのか・・・

どう生きてきたら間違わなかったのか・・・

わからないままに離婚した私。

 

「子どものためにできることを、とにかくやるしかない」

それだけは明確です。

 

これにて、この「恋愛と結婚と不倫と離婚」のタイトルは終了します。

忘れていること・あやふやなことが多いし、自分の非を改めて見直す苦しさで、

うまく書き表せていないという悔しさがあるので、また時々読み返して

より適切で赤裸々な内容に修正したいとは思っています。