水滴のついた赤いリンゴ

 

元夫と結婚するときに、私はなぜだか

「もし離婚したら、この人に

私が妻で良かったと、あいつが一番良かったと、

後悔させるくらい(家庭のことを)しっかりやろう」

と思っていました。

 

これは結婚当初から。

そして、周囲の人数名にも言っていました。

 

結婚してすぐの頃から「もし離婚したら」ということを考えていたわけです。

 

結婚当初(むしろ同棲しはじめた頃から)、

元夫はあまり家のことをしない人でした。

 

よく男性にありがちな

「言ってくれたらやるのに(言わなきゃしない)」

「言ってくれなきゃわからない(察することはできない)

という人でした。

 

初めて子どもが産まれたときの育児も

洗濯も料理も掃除も。

草取りや年賀状書き、お祝いを贈ったりお返しを送ったり、

そういったことは言ってもやりませんでしたが、

言えば60~70%くらいはやってくれました。

 

だけど、言うことに疲れてしまう私。

言うことのほうが面倒で、自分でやったほうがまだ楽で。

だけどストレスだけは蓄積していって。

 

なので

「もし離婚したら、この人に

私が妻で良かったと、あいつが一番良かったと、

後悔させるくらい(家庭のことを)しっかりやろう」

 

笑えますが、これがモチベーションを保つひとつの方法でした。

 

結果、不貞行為をしてしまった私と離婚して

元夫は後悔していないかもしれません。

後悔なんてしていないと思います。

ですが、「離婚したら~」とずっと考えていた私。

 

これまで振り返っても、良いことも悪いことも

思ったことはほとんど現実になる。

これを今、実感しています。

 

これからはなるべく良いことだけを思って生きていきたいです。

 

「いつか子どもたちとLINEできるようになりたい」

「子どもたちと泊まりの旅行に行きたい」

「子どもをたちをまた実家に連れて行きたい」

「子どもたち用の貯金をしっかりと貯めたい」

 

こんな風に思って、生きていきます。