風に訊く 夏の匂いがする 冷たい夜 冬の星座のような 星が輝いている 移り変わろうとする季節が 名残惜し気に 何かを悔いているように 曖昧に 心を 揺らしているように でも それが真実 とでもいうように きらめきが 瞬く いつからだろうね わたしたちが自由で いられなくなったのは・・・ 鳥たちも風も 夜の帷も みんなみんなそうして この空を 翔けていくというのに・・・