思い出の中に風の記憶がある・・・


と気づいたのはいつだったか・・・



色褪せることなく もしかすると当時と


ほとんど同じに 感じられるのではないかと想う感覚がある





思い返してみる・・・ 辿ってみる・・・


映像が現れる 背景・・・人・・・ 台詞を思い出す・・・


空気を感じる・・・  すると 風・・・も、思い出す




そんな風に、 あの時の風は、っていう、


風、 の、記憶、がある・・・





風・・・ の吹き去る刹那、を


私は いとおしいと思うのか


触れて過ぎ去ってゆくもの、の


やさしさと、 


自然であるがゆえの あどけなさ、を


懐かしい、と、思う、の か・・・




だから何度か、思い出してみた時間が


積み重なって、 刻まれた記憶、に、なってゆくのか・・・






~風の肖像~-w









ふと、立ち去る間際になると


私はまた此処へ 来ることがあるのか



今此の場所を、 こうして佇んでいたことを、


思い出すことがあるだろうか 思い出そうとするだろうか




と、 あらためて今一度、その風景を 自分のどこかに刻み込もうとする


なにかに なにかを 促されたように・・・ そんな癖があったのはなにゆえか・・・



そうしないでいられないんでしょう? と、見透かされでもしたように


誰かの声のようにも聞こえるのは、 風の仕業?  なのか・・・





戸惑いに揺れていると すうっと通りすぎるなにかが 


大地の砂をそっと巻き起こして 声に替えてささやくように



すると 肩先あたりに 悔やむ予感を感じてしまい 名残り惜しく ふり返ってしまう





あれも 風の 記憶、 だったか・・・








           

         (2012/4/25)








      ※写真がまだ取り入れることができないので

        あ~あ・・・ って思っていて・・・あ。

        「そうだっ、コピーすればいいんだ・・・!」


        なんて思って、過去を遡って探していたら

        今思っていたことと似たようなことだったから

        そのまま再掲してみました。


        

        それから、今こうして書いているこの部分が、

        こちらのブログでは正常に、

        「1」のサイズの文字で表示されることがわかりました。


        ということは、これについてはPC自体の不具合というわけじゃなくって

        やっぱり、カスタマイズしているから・・・?

        ということと関係しているのでしょうか・・・???(涙)