この秋は





夜の  秋は





言葉が溢れて 零れるようになるのに





それは何処か





何故か





ゆくえも知らぬまま





虹の曲線を 描くような仕草で







落ちてゆく





天上から地の彼方へと





掴みたくても 掴めない





けれどこんな 







秋の夜の





やさしい冷たさが好きだから





聡明な風が好きだから







それでいい  それがいい   





本望だと





そう心が    呟いている・・・










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めったにないことなんだけど


深夜のコンビニへ・・・




仕事をしていてどうしても効率が悪い気がして


小さくなった消しゴムと同じものを買いに行った近くのローソン。





でも心の中のどこかで、


ほんとうはそんなことの為じゃなくって


理由にしてるでしょ、って


私が私にささやく






こんな時わたしは


家中のどこを探してみても


同じものじゃなくっていいのに同じくらいの働きをする消しゴムは


見つからないのだと知っているけど


ほんとうにそれが今必要なのかといえばそうでもなくて


だけどそうした方が格段に早く綺麗に仕事ができることも知っていて


それなのにその為じゃなくって


そんな時の私を実行させるのは


ただ外の空気、


そうさせたのは夜の力、秋の力、 


だと知っている





そしてそんな自分が


どこかうれしくてかなしい・・・