水の冷たさももはや


思い出せなくなってしまったような


少しも動かない昼間の熱気に


汗ばむ不快ももはや


そう感じなくなってしまうほどの


生活すべてに干渉してしまう暑さが


静かで深い闇と一体になる帳の中で


今日だけはひっそりと涼しげな風がある


見上げると淡い星影が散らばって


薄墨色の空を薄くしている




静寂というのは


冷たい空気の中にこそあるのだろうか


ふとそんなことを思った・・・




こんな夏の夜は


混沌と倦怠と顰めき合って


騒がしいざわめきが聴こえる



いやそれはただ


もしかしたら私の心と身体だけに


流れているだけのものなのかもしれない







月はかなたに 


雲はながれ


星はかがやき


風ははるかに空をわたる



ただそんな


自然のままの 


絵に描けるような


簡単で美しい夜が恋しい



森の奥の


静かな湖の湖面のように


波立たず滑らかで透明な


鏡のように風景をそのままに映す


やさしい面影の気配とともに


そんな・・・






思い出すどの夏とも似ていない夏の夜に・・・









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ほんとうに暑い毎日ですね


私は、最近もまだ慌しく落ちつかない日々が続いていますが

夏になると特に気になる蓮の花・・・


例年通りなら7月の終わり頃に見頃を迎えるのかな?

と過去ログで判断、

もう今年は見れないんだろうなぁと・・・


一時は諦めていたのですが、2、3日前に偶然通り掛かることになり、

走っている車の中からですから正確によく見えたわけではありませんでしたが

ど~もピンクの色が見えたような気がして・・・


それが気になって仕方なくって、

今日(もう昨日になったけど)朝早くから仕事前に行ってみました

午後になるとお花は閉じてしまうからって・・・



するとビックリ!今までで一番多い花の数・・・

ただすご~く開きすぎているようなのばかりでしたが

それでもあんな風景は初めてでとってもうれしかったです♪


写真はいつか後日、向こうのブログに載せますね

風はなかったんだけど早い朝はやっぱり、それほど暑くなくて

やさしげなピンクと大きな葉のみどりが涼しげ・・・

心が洗われた朝でした



「蓮の花」って、ただでさえ手を合わせたくなるのに

なんだかそんなことで涙が滲んでくるような気持ちになって、



なぜでしょうね

なにがそうさせるのか・・・


わかるようでわからない

少し奇妙で素敵ななにか・・・