二日間の小旅行から帰ってきました


昨日は雨、今日は曇りのお天気ですが

一昨日はなんとか晴れていました


なんとか、と付けてみたのは

光が多い空なのに青空ではなく白く、

もしかするとこの日も黄砂の影響があったのかもしれません




昨日は大分の温泉地に行き生憎の雨模様でしたが

一日目の八女市では行く途中に、とても有名なのだそうですが

黒木(くろぎ)町の「大藤」があるので、見に寄ってみました


あまりに藤の花が綺麗だったので

少しでもそれをお伝えしてみたくて、

早速、撮ってみた写真を載せてみますね


写真は暗くて穢い感じですが

これから実際を想像していただけたらと思います♪





ココは昨年も訪れたところ・・・

実は記事にその旨を書いたものの、


併設してある露店の並ぶ会場のこととか

藤のある場所に祀られている神社に纏わるヘンな話なんかして、

次にと思っていた写真はそのまま載せそびれていたのでした




今年もちょうど満開だったようです

駐車場から歩く途中の道に流れていたアナウンスがそう言っていましたので。


でも、昨年よりは花の咲き零れる長さは短いような、

近づくに連れ、見えてきた端の方の、

まだなのか枯れているのか不明な感じの花の様子に・・・


「え~? そぉ?ホントに満開・・・?」 と

半信半疑ながら神社の境内へ行くと・・・





とんでもない・・・とても綺麗でした!

携帯ではその半分もの様子が写ってくれないことが残念ですが、

昨年より若干、花の密集した感じは少なかったものの、

光を纏い揺れる姿は、輝くシャワーのように美しく・・・!



それから、香りがすごいの!(@_@)

これまで行くことのあった藤棚の中で一番でした!


藤の花の香りは、花が溢れるほどに

こんなに強いのか~~って思うことがありましたが

群を抜いてる!こ~~んなに芳醇な麗しい香りだったなんて・・・


時期やいろんな条件のタイミングなのでしょうね

花は昨年の方が多く感じたのに

辺りすべてがこんなに、強く広く漂う香りは初めての経験でした

息を吸い込むと夢の世界・・・





でも瞬間的に思い出したのは

祖母が使っていた資生堂の白粉(おしろい)の匂い・・・


似ていました

マット感を感じるのはサラサラだったから・・・?


藤は、それに潤いのある深い薫りが混ざってる

それが余計に祖母を思い出す・・・



外出の時は洋服だったのに

家では殆ど和服を着ていた祖母に抱きついた時、

その白粉の匂いと混ざってもっと素敵な香りがしていた・・・


「どうしてこんなにいい匂いがするの・・・?」

と訊ねる私に、祖母は

帯揚げの中にしのばせていた小さな匂い袋を見せてくれた



朱色と金と銀と白と、少しだけ黒が混ざっていた・・・

その宝物のような小さい袋は刺繍糸が光っていた


「亜リスにあげるけど普段は使っちゃいけないのよ。

 どこか素敵なところにお出掛けする時だけね。」



そう言って私に手渡してくれた祖母の言葉に

上乗せして、大事にして、宝箱(当時の自分なりの)の中に入れて、

その後手に入れた他の物は使っても、この匂い袋だけは使わなかったっけ・・・



今でも実家の、部屋に置いたままにしている箪笥の引き出しに入れてある

結婚してもうこれだけ経つというのに、いつかいつか持ってこなきゃと思いながら

そのままにしている、ああ・・・      そんなことを思い出した・・・・・・






~風の肖像~-7


~風の肖像~-2


~風の肖像~-8




空が青かったらね

もっと綺麗なんでしょうけど

それでも時々、白濁した空から陽が射してくるんです



~風の肖像~-6


~風の肖像~-5







下の写真の方が

着いて先に見た場所、先に撮った藤です


お天気が暗いのがちょっと残念!

背景の山も青い空の下だったら

もっと色鮮やかな、山吹や緑だったかもしれません


でも、沈んだ落ちつきのある色合いもいいですよね


~風の肖像~-3



      ~風の肖像~-4






上から5番目の写真と下の2枚は

ソフトレンズ+ハイライト加工を足してみました



同じ敷地内の藤ですが、

場所や光の関係で、趣きが違って写るのも面白いです

前半は洋風、後半は和風・・・

っていう、ちょっとそんな感じで(笑)




~風の肖像~-1

~風の肖像~-9









     神社の杜にひっそりと

     紫色の藤の花


     陽の光に輝き

     透きとおる花びらの滝

     重たげに風に揺れ

     微かな香りを漂わせる


     

     優しく 気高く 

     美しい五月

     夢の世界に いざなって・・・



       

       (ありすの画像詩「2009/4/25」より)











下は、昨年載せることができなかった此の場所の藤です


お天気が良く青空だったようで、こちらの方が

少しは綺麗かもしれませんのでこちらも掲載しておきます

クリックすると大きくなりますよ♪

    



~風の肖像~-q

~風の肖像~-w

~風の肖像~-e



~風の肖像~-erそうそう、昨年はこんな催しが・・・
~風の肖像~-ew これはねぇ、ぜひ大きくしてご覧になってみて下さい!

                            昨年の記事には言葉で説明はしていたのですが

                            次の記事で写真載せようと思っていてそのまま(笑)


                            女優の黒木瞳さんのご出身地で

                            たしか同郷(八女)である五木寛之氏が名付けられたと聞きました


                            「あっ、」と気づいた時には通りすぎるから・・・

                            道を折り返してもらって(笑)助手席から走行中に何とか撮りました(笑)

~風の肖像~-r

~風の肖像~-t









藤の花・・・

しばらくは見頃が続きそうです


またどこかで会えるといいなぁ・・・