我が家のサソリ -乾燥系編- | ザッハークの暇つぶし

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 ~ワニとヤモリとヘビとタランチュラとサソリ、そして總統についての雑文~

某所に影響されたわけではないですが、ぶりくらからこっち
紹介がなかったと思い、最近増えたサソリ達を紹介してみようと思います。
-乾燥系編-と称していますが、うちには湿潤系はいないのでこの編だけです。

ザッハークの暇つぶし-ストライプテールスコーピオンA
Hoffmannius spinigerus(ストライプテールスコーピオン)
上記のA個体はベビーから育て上げた個体。
前回の脱皮から餌を与え続けた結果
いまや4cm超の大型個体になりつつあります。

ザッハークの暇つぶし-ストライプテールスコーピオンC ザッハークの暇つぶし-ストライプテールスコーピオンD ザッハークの暇つぶし-ストライプテールスコーピオンB
B~D個体はこの間東京に行った際に購入したWC個体
雄1と雌2ですが、雄がやや小さめ。(下のが雄個体ということになっています。)
上手くペアリングできればいいのですが…

一年近く飼っていますが、この種は実に活動的で
餌を入れた時の反応も素早く、
その場で補食していなくとも、
翌日には餌の姿は確実に消えているという喰い付きの良さ。
PF有効といわれるのもこの辺りからきているのかもしれません。
ちなみに先日霧吹きした際、壁をこすっているので
何事かと観察したところ、壁面の水滴を舐めているようでした。
乾燥系サソリが直に水を飲んでいるシーンを初めてみました。

乾燥系代表のデザートヘアリーやデューンも飼ってみましたが、
このサソリほど活動的ではなかった気がします。
入荷は少な目で、大きさも小さめではありますが、
サソリ初心者の私でも一年以上飼育できたという点では
温度・湿度適応の高いこの種か、同属の仲間の方が
乾燥系初心者向けかもしれません。
姿形もキョクトウ系っぽくてかっこいいし。


ザッハークの暇つぶし-マラガシーイエローロックスコーピオン
Paleocheloctonus pauliani(マラガシーイエローロックスコーピオン)
これは正確には乾燥系ではないようです。
買ったお店に寄れば「黄色は乾燥系」の法則で乾燥系との判断ですが、
他のマダガスカル産のサソリから判断するに準乾燥~準湿潤ではないかと推測。
尻尾が小さく鋏が大きい形態からすれば湿潤系っぽい外観です。

ちなみにThe Scorpion Files - Main Page によれば
Paleocheloctonus属はこの一種のみ!
ただしこの属は新しい属で未記載種が結構いるみたいなので、
そのうち増えるみたいです。

おまけ
Parabuthus transvaalicus(ジャイアントデスストーカー)

ザッハークの暇つぶし-ジャイデスベビー
10分間だけ私のサソリだったもの。
いつかまた台湾に行きたいね!