インスリノーマ その1
そろそろ年末ですね。なんだか憂鬱になってしまいます。というのも去年の12月にエルフ(ゴールデンレトリバー当時10歳)が突然痙攣をおこし倒れてしまいました。びっくりして近寄るとすくっと立ち上がったのですが、眼孔が定まらずきょろきょろし何が自分に起こったのか理解できない様子でした。その後15分程するとまた同じ症状で倒れたので、急いでかかりつけの病院に車で運びました。どうやらMRIとCTを撮ってみないとわからないとの見解です。大学病院に予約を入れてもらったのですが、なんと3週間後という呑気な話でしたので、すぐさま家に戻りインターネットで設備のある病院を探し当てました。
翌日診てもらえることになり早速練馬に向かいました。昨晩WEBでよく似た症状を探しているとフェレットの病気の症状にそっくりなページを発見しました。『インスリノーマ』すい臓癌。今まで聞いたことのない病名です。しかも犬がかかる病気としては非常に珍しく、致死率もかなり高い病気のようでした。慣れないレントゲン室に入って行くエルフは昨日のことが嘘のようにしっかりと歩いています。努めて明るく振る舞う僕はインスリノーマでないことだけを祈り、若い先生にリードを預けエルフを見送ります。20分程してエルフがさっきの若い先生に連れられて出てきました。どうやら血液検査も同時に行ったようです。腕には白い包帯が巻かれて血がにじんでいました。
レントゲンの結果は数日かかるそうですが、血液検査によって血糖値がとても低いことが判明しました。この状況で低血糖により痙攣をおこす→インスリノーマの確率が高いことを告げられました。昨夜はじめて知ったその嫌な響きの病名を、たとえ可能性としてでも医師から告げられたとき、実は一過性の病気を確認するためにここへやってきた僕を時間が止まったように絶望だけが支配していました。
その2につづく


翌日診てもらえることになり早速練馬に向かいました。昨晩WEBでよく似た症状を探しているとフェレットの病気の症状にそっくりなページを発見しました。『インスリノーマ』すい臓癌。今まで聞いたことのない病名です。しかも犬がかかる病気としては非常に珍しく、致死率もかなり高い病気のようでした。慣れないレントゲン室に入って行くエルフは昨日のことが嘘のようにしっかりと歩いています。努めて明るく振る舞う僕はインスリノーマでないことだけを祈り、若い先生にリードを預けエルフを見送ります。20分程してエルフがさっきの若い先生に連れられて出てきました。どうやら血液検査も同時に行ったようです。腕には白い包帯が巻かれて血がにじんでいました。
レントゲンの結果は数日かかるそうですが、血液検査によって血糖値がとても低いことが判明しました。この状況で低血糖により痙攣をおこす→インスリノーマの確率が高いことを告げられました。昨夜はじめて知ったその嫌な響きの病名を、たとえ可能性としてでも医師から告げられたとき、実は一過性の病気を確認するためにここへやってきた僕を時間が止まったように絶望だけが支配していました。
その2につづく

