傷つく正義感 | Life is Beautiful

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このゴールデンウィークは東京の娘のところで過ごすはずだった。東京駅から2度乗り継いで娘のところに向かう。
時間にしたら20分くらいなんだけど、特に深く考えず空いていた優先座席に座っていた。

しかしこれがいけなかった。

途中から満員になった車内で、私の目の前に立っていたオバサンが私に声をかけてきた。
「あなた、優先座席の意味知ってますか?あなたのような人が座る席じゃないのよ。こんなことする人がいるなんて世も末ですよね」
そのオバサンの娘は鼻で笑って、御主人は「そりゃそうだ」と言い放つ。

優先座席とはお年寄りや身体障害者や妊婦さん、小さなお子さんをみかけたら優先して座らせるというもので決して健常者が座ったらいけないというものではない。
ただ言わせてもらうなら、私は大病を2つも抱える内部障害者。もちろんそれは「見た目」ではわかりません。わからないように無理もしていますから。

でもこのときあたりを見回しても立っている人の中にも優先席に座っている人にも「見た目」で該当する人はいなかった。
なぜ私だけ?という思いと、今までにもたくさんこういう経験をしてきたことを思いだしてしまってすごく悲しくなり、泣きながら帰ってきてしまいました。

大病して苦しい治療を重ねてきた。ある日突然今まで当たり前にできていたことができなくなった。前向きに生きようとしてもその気持ちをへし折られるようなこといっぱい言われたしされてきた。そのたびに気持ちを切り替えて平常心を取り戻す。
誰か助けてくれるわけでもなく慰めてくれるわけでもなく守ってくれるわけでもなく常に一人で乗り越えてきた。
強くなりたいわけじゃないのに、強さを求められてきた。
いろんな事を深く考えさせられる状況に長く置かれてきた。
そんな人の気持ちを考えてお話できる人、どのくらいいるでしょうか。

このオバサンの正義感は解らないでもない。でも何でも自分が思ったことだけを言うのは、時には人を傷つけることもあるということを想像してほしい。言いっぱなしやりっぱなしでは相手の方の心にずっと傷が残るだけなんですから。

さて、いっぱい泣いて今までの想いを流してしまおうっと。
泣いてても笑ってても同じ時間が流れるから、どうせならこれからも楽しい人生を過ごしていきたいですからね。