クリエイティブとは,かくも難しきことなりき(3) | Perfumeって何?オルタナティブ

クリエイティブとは,かくも難しきことなりき(3)

ルポライター鎌田慧がスタッズ・ターケルの「working!」という本への衝撃を
自著「日本人の仕事」の巻頭で,語っている。

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ターケルの仕事の偉大さは,数多くの市井人の言葉によって巨大な
ピラミッドを作ったことである。
わたしが,衝撃を受けたのは,その途方もないエネルギーにもよるが
登場人物(製鋼労働者)の次の発言を読んでのことである。

”俺は,ピラミッドに名前を刻みたいと思うね。
 時々,ただけちな根性だからだけど,なにか作ると,おれはそいつに
 小さなへこみをつけるんだ。なにか作るんなら,ほんとにユニーク
 なものにしたいと思う。
 それにハンマーで打ちこんどく。俺ばわざとそれをだめにしておいて,
 それも通用するかどうか見るんだ。そうすれば,俺がやったといえる…。
 俺は,自分の刻印を残したいんだ。
 このやりそこない,それが俺の作品だってね。
 建物全体がただ赤レンガに過ぎない。おれは黒いのとか
 白いのとか,紫のが入れたいんだ。わざとだめにする。”
 
生まれ,働き,死ぬ。長くとも80年の人生である。
人はその人生の中で何かを遺したいと思う。
それも仕事を通じて。有名になるとか,儲けたいということ以上に
自分の人生をどこかに刻み込みたい,というのが人間的な夢といえるかもしれない。

             「日本人の仕事」 鎌田慧
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デスマーチ の中,忘れていたことを少し思い出した。

これも名作。僕らが見たいものを見事に編集してくれた。
シティとの重ね合わせは特に…