三笠の顧問 転売益2300万円か
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□カギ握る宮崎親子
三笠フーズ(大阪市北区)による事故米の不正転売事件で、同社がメタミドホスに汚染された中国産もち米の転売で得た差益は約2300万円に上る可能性があることが分かった。同社はいったん汚染米を売却した後、宮崎一雄非常勤顧問(76)が個人経営する「サン商事」を経由させて買い戻し、再転売して二重の差益を得ていたという。
大阪、福岡、熊本の3府県警は24日、食品衛生法違反と不正競争防止法違反の両容疑で大阪府警に合同捜査本部を設置。不正転売の“仕切り役”とされる宮崎顧問や転売先の業者ら6人から参考人として事情を聴いた。
3府県警は同日、同社本社など関係先28カ所を一斉捜索し、裏帳簿や伝票など段ボール箱460箱分の資料を押収。同社が得た利益や偽装工作の経緯など全容解明を進める。
一方、冬木三男社長(73)は三笠フーズ本社で財務担当者と家宅捜索に立ち会う予定になっていたが、最後まで姿を見せなかった。捜査本部は後日、事情を聴く方針。
同社は政府からメタミドホス汚染米800トンを1キロ当たり平均9円で購入し、このうち430トンを不正転売した。1回目の売却で約30円、買い戻し工作後の2回目の売却で約25円差益を上げていたという。
◇
■「いい米や」
農薬にまみれた米を食用に転売するという前代未聞の食品偽装に捜査のメスが入った。
「いい米や。あるだけ買いたい」「農薬は1年で消える。大丈夫」
三笠フーズの冬木三男社長(73)の言葉に罪の意識は感じられない。不正を提案したのは誰なのか。どれだけの暴利をむさぼってきたのか。「事故米ビジネス」の真相解明が始まった。
「なんであんな高値で買えるんだ」。平成18年11月、東京で行われた農薬汚染米の第1回入札会場。1キロ当たり9~14円という事故米の相場の2~3倍で次々と競り落とす冬木社長に、競合した他の業者は疑念の目を向けた。
答えは簡単だ。工業用では採算割れ必至でも、食用として転売すれば莫大(ばくだい)な利益を生む。
三笠フーズがこのときの入札で落札したのは500トン。食用の相場で全量が売れれば、粗利は5000万円前後に上る。
■指南役
このビジネスの手法を冬木社長に指南したとされるのが、不正の舞台になった九州工場の元責任者、宮崎一雄非常勤顧問(76)。息子の雄三営業課長とともに裏帳簿や伝票などを管理していたことが分かっているが、不正への関与は具体的に言及しておらず、親子しか知り得ない事実が多く残されている。
宮崎親子と三笠の接点は11年前。宮崎顧問が経営する宮崎商店の経営が悪化し、冬木社長は9年夏に親子を三笠に入社させた。宮崎顧問は10年以上前から事故米を扱っていたことを認めており、宮崎商店時代から不正に手を染めていた可能性が高い。
三笠フーズが事故米の不正転売を始めたのは、5~6年前とされる。どれだけ転売されたのか、提案したのは冬木社長、宮崎顧問のどちらなのか。
■「無届け」罰則なし
石破茂新農相は24日、農林水産省の組織再編を検討する対策本部の設置を表明した。不正転売を長期間見抜けなかった農水省の体質に、強い批判が出ていることを受けた措置だ。
農水省が公表した「三笠フーズによる事故米穀の不正規流通経路」と題するチャート図では、膨大な数の仲介業者が存在し、米の実物を扱わないブローカー的業者も含まれていた。
この背景には、16年の食糧法改正で、米の販売・流通にかかわる業者が登録制から届け出制になった事情がある。届け出なくても罰則はなく、農水省は調査すらしていないという。三笠フーズによる偽装転売の過程に介在した佐賀県唐津市のマルモ商事なども、こうした無届け業者だった。
【用語解説】事故米問題
大阪市の米粉加工販売会社「三笠フーズ」が、カビ毒や基準値を超える残留農薬で汚染され食用にできない事故米を「食用」として不正転売していた事実が発覚。農林水産省は、過去5年間で96回も加工作業に立ち会いながら不正を見抜けなかった。流通先は約390事業者に及び、焼酎や菓子メーカー各社が自主回収に追い込まれたほか、保育園や病院で消費されていたことが判明するなど全国に影響が拡大。さらに、ほか3業者の不正転売も発覚した。太田誠一農相が引責辞任し、白須敏朗事務次官も更迭された。
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大阪、福岡、熊本の3府県警は24日、食品衛生法違反と不正競争防止法違反の両容疑で大阪府警に合同捜査本部を設置。不正転売の“仕切り役”とされる宮崎顧問や転売先の業者ら6人から参考人として事情を聴いた。
3府県警は同日、同社本社など関係先28カ所を一斉捜索し、裏帳簿や伝票など段ボール箱460箱分の資料を押収。同社が得た利益や偽装工作の経緯など全容解明を進める。
一方、冬木三男社長(73)は三笠フーズ本社で財務担当者と家宅捜索に立ち会う予定になっていたが、最後まで姿を見せなかった。捜査本部は後日、事情を聴く方針。
同社は政府からメタミドホス汚染米800トンを1キロ当たり平均9円で購入し、このうち430トンを不正転売した。1回目の売却で約30円、買い戻し工作後の2回目の売却で約25円差益を上げていたという。
◇
■「いい米や」
農薬にまみれた米を食用に転売するという前代未聞の食品偽装に捜査のメスが入った。
「いい米や。あるだけ買いたい」「農薬は1年で消える。大丈夫」
三笠フーズの冬木三男社長(73)の言葉に罪の意識は感じられない。不正を提案したのは誰なのか。どれだけの暴利をむさぼってきたのか。「事故米ビジネス」の真相解明が始まった。
「なんであんな高値で買えるんだ」。平成18年11月、東京で行われた農薬汚染米の第1回入札会場。1キロ当たり9~14円という事故米の相場の2~3倍で次々と競り落とす冬木社長に、競合した他の業者は疑念の目を向けた。
答えは簡単だ。工業用では採算割れ必至でも、食用として転売すれば莫大(ばくだい)な利益を生む。
三笠フーズがこのときの入札で落札したのは500トン。食用の相場で全量が売れれば、粗利は5000万円前後に上る。
■指南役
このビジネスの手法を冬木社長に指南したとされるのが、不正の舞台になった九州工場の元責任者、宮崎一雄非常勤顧問(76)。息子の雄三営業課長とともに裏帳簿や伝票などを管理していたことが分かっているが、不正への関与は具体的に言及しておらず、親子しか知り得ない事実が多く残されている。
宮崎親子と三笠の接点は11年前。宮崎顧問が経営する宮崎商店の経営が悪化し、冬木社長は9年夏に親子を三笠に入社させた。宮崎顧問は10年以上前から事故米を扱っていたことを認めており、宮崎商店時代から不正に手を染めていた可能性が高い。
三笠フーズが事故米の不正転売を始めたのは、5~6年前とされる。どれだけ転売されたのか、提案したのは冬木社長、宮崎顧問のどちらなのか。
■「無届け」罰則なし
石破茂新農相は24日、農林水産省の組織再編を検討する対策本部の設置を表明した。不正転売を長期間見抜けなかった農水省の体質に、強い批判が出ていることを受けた措置だ。
農水省が公表した「三笠フーズによる事故米穀の不正規流通経路」と題するチャート図では、膨大な数の仲介業者が存在し、米の実物を扱わないブローカー的業者も含まれていた。
この背景には、16年の食糧法改正で、米の販売・流通にかかわる業者が登録制から届け出制になった事情がある。届け出なくても罰則はなく、農水省は調査すらしていないという。三笠フーズによる偽装転売の過程に介在した佐賀県唐津市のマルモ商事なども、こうした無届け業者だった。
【用語解説】事故米問題
大阪市の米粉加工販売会社「三笠フーズ」が、カビ毒や基準値を超える残留農薬で汚染され食用にできない事故米を「食用」として不正転売していた事実が発覚。農林水産省は、過去5年間で96回も加工作業に立ち会いながら不正を見抜けなかった。流通先は約390事業者に及び、焼酎や菓子メーカー各社が自主回収に追い込まれたほか、保育園や病院で消費されていたことが判明するなど全国に影響が拡大。さらに、ほか3業者の不正転売も発覚した。太田誠一農相が引責辞任し、白須敏朗事務次官も更迭された。
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