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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090124-00000072-yom-soci

 入院中の四女(当時8か月)、五女(1)の点滴に水道水などを混入したとして、母親の高木香織容疑者(35)が殺人容疑などで逮捕された事件で、京都地検は、高木容疑者の精神鑑定を実施する方針を固めた。

 高木容疑者は、死亡した次女(当時3歳)、三女(同2歳)にも水を混入したことを認め、「『よく看病してるね』と周囲に声をかけてほしかった」と不可解な供述を続ける。背景には、精神疾患「代理ミュンヒハウゼン症候群」(MSBP)も見え隠れし、地検や京都府警などは、高木容疑者と病気との関係を鑑定で解き明かし、全容解明を進める。

 「頭をなでたと思えば、抱いたり服を整えたり。母性が過剰な気もした」。五女が入院していた京都大病院関係者は、高木容疑者の病室での様子を振り返る。しかし、2001年から06年にかけ次女、三女、四女を失った母親だけに、それも仕方ないと映ったという。

 捜査関係者によると、“子煩悩”ぶりは、死亡した3人の入院先でも同じだった。血中から細菌が検出され、原因不明の敗血症の症状もあったが、病院側は高木容疑者を疑わず、四女以外は病理解剖をしなかった。

 五女の殺人未遂事件での逮捕後、高木容疑者は殺意を否認。府警などは「水道水を入れた四女が死亡した以上、五女も死ぬ危険性を認識できた」として処分保留にしたうえで、四女の殺人容疑で再逮捕した。一方、次女、三女は解剖記録もなく、捜査幹部の一人は「混入と死亡の因果関係の立証は難しいだろう」と言う。

 この間、異変が顕在化しなかった理由とされるのが、同情を集めるために故意に子どもに危害を加えるとされるMSBPとの関係だ。

 高木容疑者の供述から、MSBP罹患(りかん)を疑う西沢哲(さとる)・山梨県立大教授(臨床心理学)は「親は命を投げ出しても子を守るとの思い込みがあり、医師でも病気の知識がないとだまされる」と指摘。長谷川博一・東海学院大教授(臨床心理学)も「虐待の痕跡がないと気付くのは困難」と話す。

 医療関係者によると、MSBPの症例は1977年、英国で初めて報告された。国内では年間十数例しかなく、これまで、母親が自分の下剤を入院中の乳児に飲ませた例や点滴のチューブを抜いたケースなどが報告されている。

 奈良市では00年、長女にぜんそく治療薬を混ぜた茶などを飲ませたとして殺人未遂罪に問われた女は、起訴前の精神鑑定で罹患の可能性を指摘された。しかし、判決は完全責任能力を認定し実刑を言い渡した。

 高木容疑者も今後、責任能力の有無が注目される。福島章・上智大名誉教授(犯罪心理学)は「医師や看護師の目を盗んだ冷静な行動を考えると意識は鮮明で、MSBPであっても責任能力は十分問える」と強調。一方、西沢教授は「MSBPは過去に精神的ショックを受けていることが多く、全容解明には精神鑑定と情状鑑定が必要」としている。