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 玄関で被害者を襲撃した後、血のしたたる刃物を片手にほかの家族を探し回った-。元厚生次官ら連続殺傷事件は2つの現場の状況が徐々に明らかになり、犯人像が浮き彫りになってきた。被害者宅の住所を割り出し、宅配業者を装って巧妙にドアを開けさせる計画性があり、元次官だけでなく家族にまで襲いかかる冷酷さを持った人物。その一方、標的とみられる元次官が不在時に押し入ったり、犯行後は血の付いた足跡を室内や路上に残すなど、高い計画性とは裏腹のずさんさもうかがえる。

  ■表でチェック■ 元厚生次官ら連続殺傷事件 2事件の共通点

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 犯人が2人の元次官の自宅住所をいかにして把握したのかは、大きな謎の一つだ。東京都中野区の吉原健二さん(76)宅はインターネットで検索することができるが、さいたま市の山口剛彦さん(66)宅はNTTの番号案内にも登録されていない。犯人が住所を知る立場にある関係者でない限り、住所を割り出すには相当な苦労が必要だ。

 また、吉原さんの妻、靖子さん(72)を襲った男は帽子と作業着姿で箱を持ち、微細にわたり宅配業者を装っていた。インターホン越しに「宅配便です」と呼びかけ、靖子さんにドアを開けさせた直後、無言のまま襲いかかった。箱は見つかっておらず、男が持ち帰ったとみられる。

 玄関には、靖子さんが用意したとみられる印鑑が転がっていた。山口さん宅玄関でも同様に印鑑が見つかっていることから、犯人が宅配業者を装って襲った可能性が高い。宅配業者を装ってドアを開けさせたとみられる手口も酷似し、巧妙に考え出された計画性の高さをうかがわせる。

 いずれの事件でも凶器の刃物は見つからず、犯人が事前に用意して持ち去ったとみられる。2つの現場で確認されている足跡は、靴底の模様が異なっていることが判明。警視庁と埼玉県警は同一犯の疑いが強いとみており、2つの事件の間に靴を履き替えたとの見方を強めている。

 靖子さんを襲った犯人は帽子をかぶっていたが、山口さん宅近くでも犯行前の14日と16日夜に帽子をかぶった男が目撃されている。特徴も似ており、同一犯であれば入念に下見を繰り返していたことになる。

 靖子さんが襲われた時間は午後6時半ごろで、山口さん夫婦も同じ時間帯に殺害されたとみられる。犯人は人目を避けるため、日没後の暗くなった時間を選んで犯行に及んだ可能性もある。

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 犯人が家族もろとも殺害しようとした冷酷な一面も垣間見える。

 2つの現場では、自宅周辺の路上以外にも、犯人が被害者を襲撃した玄関付近以外の室内に血痕を残していた。吉原さん宅では廊下やリビングに土足で上がり込んだ跡や血痕が残っており、警視庁は、犯人が逃げる靖子さんを追いかけ回したとみている。

 山口さん宅も、玄関から廊下、ダイニングにかけての広範囲に、足跡や血痕が確認されている。血痕は犯人が持っていた刃物から被害者の血液がしたたり落ちたとみられ、犯人がほかに家族が室内にいないかを探すために歩き回った可能性が高い。

 被害者の傷口からも、強い殺意が伝わる。山口さん夫婦と靖子さんの傷は胸に集中。山口さんと靖子さんの手には刃物から身を守ろうとした多数の傷があったが、犯人はためらわずに胸をめがけて刃物を繰り出していったとみられる。

 重傷を負った靖子さんは約7時間の手術を受けて一命を取り留めた。19日夜になってようやく意識を取り戻し、20日に事件後初めて、警視庁の短時間の聴取に応じることができた。

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 一方で、犯行のずさんさをうかがわせる状況もある。吉原さん宅は夫妻と長男の3人暮らしだが、犯行時には吉原さんと長男は外出中で、在宅していたのは靖子さんだけだった。犯人は家族の出入りなどを確認しないまま押し入ったとみられる。

 2つの現場では自宅外の足跡に血痕が付いており、犯人が返り血を気にせず逃走したとみられる。

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