2幕はグレイとボブから。
ここでボブがグレイを撃つのですが
ゴーストなので弾は通りすぎてしまう。
ゴスレでは他にも色々と仕掛けがあるのですが
これもグレイの衣装には傷一つないのに
火薬のカスみたいなものは舞台におちている。
不思議。

ここからの
メンズが歌う
「ランプを持ったレディ」
ビクトリア女王の
「限りない感謝を」
どちらも大好き照れ

よくジェリーさんと自分が四季に出ることになったら
どんな役をやりたいかという話をするのですが
私はゴスレでやりたいのはビクトリア女王
「大変であぁろぉぉぉぉう♪ゲラゲラ」って歌ってみたい
(ちなみにジェリーさんは「ランプを持ったレディ」を歌いたいと。メンズやん。)

デオンのソロの
「呪いと栄光」で
歌って踊る岡村デオンを堪能
もうずっと観ていられるラブラブ

休みなく働いても傷ついて亡くなる兵士は減るばかりか増えていく。
看護のスタッフからも死者がでてしまった。
環境の改善が必要だと訴え続けても一向に返事は無い。
絶望的な状況でも、これが自分の使命だと自分自身に言い聞かせて
必死に気持ちを保っていたフロー。
そこにエイミーとアレックスがやってきて結婚するために帰国すると。
1幕でエイミーが歌う
「あなたが遠くて」でエイミーの気持ちが折れていることはわかっている。
エイミーが結婚するということで帰国したいのもよくわかる。
でもさぁぁぁ人手不足で困ってる状況じゃん。
いや人手不足だから負担が大きくて信念が無い自分には続けられないって思うのもわかるけどさぁ。
今辞めるって言われてもねぇ真顔
過去に自分も似たような経験があるので(一緒にするな)

フローのショックはよくわかる。
しかし、心優しきフローはエイミーの結婚相手が元婚約者のアレックスだとしても祝福し送り出そうとする。
(私なら「帰国はあと半年、せめて3か月。できれば次のスタッフ来るまで伸ばせない?」って絶対に言ってる)
多分ここまでならフローも耐えられたと思う。
が、問題はアレックス。
ただでさえスタッフが1人減ってこれからどうしようと

問題が増えてしまったフローに追い打ちをかけるように
国内で「病院で死者が増えているのはフローのせいだ!!」

と評判になっていると話す。
悪気はなく、どんな状況かをフローに教えたかっただけなんだろうけど・・・

こういうとこやぞアレックス!!
更に「ぼくはもうきみを守れないけれどきっと大丈夫1人でも」と歌う。
守れないなら悪い評判がたってるなんて言わなくてもいい!!
本当に余計なことばっかり言って!!アレックス!!
逆にこんな人が旦那になるエイミーが心配になるわ!!
言いたいこと言ってかわいい花嫁もゲットした幸せ絶頂アレックスは去るけれど
残ったのは孤独と絶望感に襲われたフロー。
これだけ頑張っても死者は増え、その原因は自分だといわれてる。
四季ではあまり描かれていないのですが
原作では幼いころから両親を失望させないために

極度に失敗を恐れているフローが描かれています。
グレイにも最初に「『失敗してしまい』絶望するかもしれないので

その時は殺してほしい」と話していた。
ビクトリア女王よりねぎらいの言葉を頂いて喜んでいたのに
実際は「お前は失敗したのだ」とアレックスによって突き付けられたフロー。
この時の真瀬フローの心折れて空っぽになってしまった絶望の表情がすごかった滝汗
絶望していることが一目でわかる。

この後、絶望とはこんなもんじゃないと
グレイが自分の過去を語りだす。
信じた人、愛した人にことごとく裏切られ絶望の中、一人で死を迎えたグレイ。
慰められていたはずのフローが
決してグレイを一人では死なせないと強く誓う。
そうよフロー。あなたは強い女なのよ。(誰目線や)

そして物語はいよいよクライマックスへ!!

そうだ!!肝心な瀧山ジョンホールについて語ってなかった!!
瀧山さんと言えばジーニーのイメージだったので
あからさまなヴィランはどうなんだろうと思っていましたが・・・
良い!!
初のフローとのシーンは
慇懃無礼というか淡々と事務的に対応してるような。
ジーニーとは違った抑えた演技によって
フロー達を見下しているのがあからさまに伝わってくる。
しかし、「吾輩もすぐに行きまーーーーす」(棒読み)
のあたりはやはり瀧山さんならでは笑い泣き
100%このジョンホール行かないだろ笑い泣き笑い泣き
「偽善者と呼ばれても」のシーンの
「吾輩にはわからん(中略)何でそこまでやるんだ!!」というセリフ。
古い常識、規律、建前、プライド。そんなものにとらわれて
頭がカチカチになっているジョンホールの心の叫び。
感情を抑えていた分だけこの叫びは
ジョンホールの弱さや人間らしさが表れていてグッときました(悪役なんだけどね)

あとカーテンコールの際に瀧山さんが
最初はジョンホール感を出していたのに
回数を重ねるごとに
真瀬さんが小さくガッツポーズしたりお手振りしたりするのを
同じように真似っこしていて非常に可愛かったです照れ

話はそれましたがクライマックスの
「偽善者と呼ばれても」
演技としても4人が戦っているのですが
歌もまさに対決!!
最初は急な展開に驚いていたフローが
ジョンホールの「何でそこまでやるんだ!!」
に対しての「心の羅針盤~」なのですが
真瀬フローのスイッチが入ったというか
「走る雲を追いかけて」の時ようなギアが一段上がり(いや二段。MAXか?)
もう止められない。
全身全霊で思いをぶつける真瀬フローは圧巻。
涙が止まらない笑い泣き笑い泣き
この後、グレイとデオンが相打ちし
グレイがいなくなった後の真瀬フローは
思ったより感情的に泣き叫ばなかったのですが
だからこその深い深い絶望感が舞台の上に広がっていました。

そしてフローが天に召される時がやってくる。
エイミー、アレックス、ボブに見守られ。
フローの面倒を最後までみたのであれば
ちょっとだけアレックスを許してやる。(ほんまに誰目線や)

そしてグレイと再会。
サムシングフォーをフローに渡して・・・。
フローが真っ白なドレスを着ていたこともあり
もう結婚式やん!!と思いますが
二人の行く道は違う。
「やりたいことがある」とグレイは言いますが
実際、多くの命を救ってきたフローと
生きるためとはいえ関わりのない人の命を奪ってきたグレイでは
同じところには行かれない。
それをお互いわかっていながらも
「待っています。ジャック!!」とグレイの本当の名を呼び旅立つフロー。

この物語はグレイが作家に書かせたものだと
ちょっとおどけて言った後の
グレイの心の声が、フローに対する想いが、こぼれ落ちるかのように歌う
「不思議な絆」のリプライズ。
なんともいえない寂しさとやり遂げた満足感と何よりもフローへの想いとが
全部入り混じった萩原グレイの表情が凄くて!!!!滝汗
最後グレイが上手側通路を退場していくのですが
その時の表情が!!!滝汗滝汗
これは是非劇場で見ていただきたい!!!えーんえーんえーん

ラストシーンはグレイに気を取られてしまうのですが
フローがランプを持って舞台に出てくると
バックに大量のランプが!!
「私が死んでも誰かが歩くでしょうこの道を」
フローが作った看護の道を、今も多くの看護師が歩んで
沢山の命を救っている。そしてこれからも。
ランプを持ったレディたちが世界中で傷つき弱っている人を救おうと尽力している。
ゴースト&レディはコロナ禍に企画されたらしいのですが
「限りない感謝」ではありませんが
自分もどうなるかわからない中で命を救おうとしてくれていた
医療関係者の方々への感謝の思いが伝わってきました。
誰だ!!このランプの演出を考えたのは!!
こんなの号泣するしかないじゃん!!!
最高だよ!!!!!!笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き


だらだらと長く書いてきましたが最後に。

ゴースト&レディの前に
漫画が原作のドラマにおいて悲しいことがありました。
そのことについてまた書くとさらに長くなってしまうので割愛いたしますが
劇団四季が漫画原作のミュージカルを作ると聞いた時は

ちょっと身構えてしまいました。
藤田先生の原作を読んでからは更に。
劇団四季だから信用しているけれど、もし、この素晴らしい原作と全く違うものになってしまったらどうしようと。
リハーサルをご覧になった藤田先生が
「面白くなりそう!!」とコメントしていらしたのを見て
額面通りに受け取っていいものなのかとも思いました。

で、実際観てみたら
設定や登場人物に違う点はあるものの(四季版はグレイが書かせた物語なので)
話の大筋や根底にある想いはそのまま。
そこに四季の俳優やスタッフの熱量が加味されていることにより
とんでもないミュージカルが出来上がってしまったかと滝汗(もちろん良い意味で)

藤田先生も何度も四季側と打ち合わせをし
どうしても(特にラスト)譲れない部分は話し合いを重ねたとのこと。

良いものを!素晴らしいものを!!
という想いがひしひしと伝わってくる。

藤田先生が何度も劇場に足を運ばれているのを
SNSで拝見するたびに嬉しく思っていました。
可愛い我が子の成長を見守ってくださっているようでお願いお願いお願い

天才による原作と熱量多めのスタッフと俳優により
出来上がった

とんでもねえミュージカルは好評すぎて
もう一度観たいのにチケットが取れません笑い泣き笑い泣き
各地を回るみたいですが
早く東京に戻ってきてくれますように!!!!ラブラブラブラブ