マクストン・ホール の舞台
2024年5月に公開されたドイツのドラマを見始めました。
韓流もヨーロッパ系のドラマも、歴史ある古い城やお屋敷が出てくると一気におとぎ話の世界へ引き込まれます。
2010年からシーズン5まで続いた、ダウントン・アビー(Downton Abbey)も見ごたえありました。
マクストン・ホールは、オックスフォードを目指す学生たちのお話です。
物語の中心は、奨学生としてマクストン・ホール校に通うルビーとイギリスの大富豪の御曹司であるジェームズとの恋。
ダミアン・ハルドンとハリエット=ヘルビヒ・マッテンが、役にはまっていく様子。
イギリスを描いたドラマだけど、ドイツの監督と俳優さんで製作され、セリフもドイツ語。
マクストン・ホール校の舞台になったのは、ドイツのハノーバーに実在するマリエンブルグ城(Marienburg Castle)。
マリエンブルク城はヨーロッパで最大のゴシック様式の城のひとつで、 13世紀に建設されハノーバー選帝侯の住居として使用されていた。美しい🤩
Photo by Martti Salmi on Unsplash
森の中にポツンと建っているマリエンブルグ城は、普段は観光地として内部も見学ができるそう(現在は修復工事中)。
ジェームズの自宅やルビーのアルバイト先のカフェ、オックスフォードのシーンは全てイギリスで撮影された。
ルビーがアルバイトをしていた実在するマノス・カフェ
ストーリー
お話は、『花より男子』を彷彿とさせる、お金持ちの家庭で何不自由なく暮らしているのに苦悩する青年ジェームズと、貧しいけど元気で努力家な少女ルビーの衝突から始まるラブストーリー。
ジェームズには行動を共にするお金持ちのお仲間がいる。
会社を継がせたくて厳しいことばかり言う父親にも悩まされていた。
実は自分より会社経営に向いている双子の妹リディアがいて、お互いの境遇を理解し合っていた。
徐々にルビーに心を開いていくジェームズ。
定番だけど、こうした物語は風景が美しければ美しいほど、俳優さんたちが素敵なら素敵なほど、キラキラして一層おとぎ話感が増します。
原作は、ドイツの小説家モナ・カステン(Mona Kasten)の『Save Me』。現在はドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、中国語で出版されている。
Season 1の途中なので未だわからないけど、ハッピーエンド?かな??
ちなみに、Season 2も製作が決定しているそうだから楽しみ。
ダミアン・ハルドン
主演のジェームズ・ビューフォート役のダミアン・ハルドン(Damian Hardung )は、1998年9月7日ドイツ、ケルン生まれ。
彼のインタビュー記事や動画を見ていたら、12歳から芸能活動をしているベテラン俳優さんであることがわかった。
14歳のときにギフテッド(高い知能や特定の分野で優れた才能を持つ)として奨学金を得てニューヨークへ留学した経験がある。
なんと彼は現役の医大生でもある。
同じく医大生の兄弟がいて、コロナ禍では兄弟揃って医療チームに加わっていたそうだ。
現在もドイツの病院にインターンとして勤務しており、彼を見つけた患者さんから「カメラはどこ?」と聞かれたのだとか。
グリーンピースのアンバサダーとして環境問題に取り組む一面も持っていて、インスタグラムに時折活動の様子をアップしている。
語学も堪能で、ドイツ語の他に英語やイタリア語も流ちょうに話す。
私生活でも、オックスフォードに入学しようと面接を受けたことがあるそうだ。
ドラマと同じやん
なんだか、役柄と同じくらい私生活も華やかな俳優さん。
次の出演作品である『Love Sucks』はドイツで秋に公開予定。
吸血鬼シリーズの『トワイライト』や『ヴァンパイヤ・ダイヤリーズ』に似たタイプのドラマとのこと。
ティーザーはこちら。
マクストン・ホール Season 1は、Amazon Primeで視聴しました。
シーズン1 予告編
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