ファンの心境
全く個人的な意見になってしまうけど、アーティストが誰と付き合ってるとか結婚したという報道にあまり関心が湧かない。
結婚の経緯を細かに報告されても、いえいえ、私たちそれほど親しくありませんから説明不用ですという気持ちもある。
今回はとっても身近なリョウクちゃんの結婚なので、自分なりに自分の気持ちを探ってみました。
推しの幸せの受け止め方って、100人ファンがいたら100通りあると思う。
なんとなく分類するとしたら、こんな感じだろうか?
1.イメージが変わる、崩れる
2.幸せになったら仕事へのアプローチが変わるんじゃないか
3.みんなの推しだったのに、特定の誰かに所有されてしまうようで寂しい
4.素直に恋愛感情を抱いていたから失恋状態
私は通常2だけど、リョウクちゃんは、ずっと今の感じで歌い続けてくれる気がする。
だからノー・ダメージ。
憧れの人
推しの私生活が原因で心境に変化があったこともある。
学生の頃から聞いてた米国のバンドのメンバーで自分より年上のミュージシャン。
両親に捨てられ苦労して這い上がった人。
彼の作る楽曲や発する言葉、行動にいちいち影響を受けた。
未熟だった私からしたら、若くして世界で成功してるのすごいし、成功しても前へ突き進むし、遊びも豪快だし、ステージも過激だし、スキャンダルまみれだし、刺激的だった。
どんな苦境に追い込まれても、それをバネに素晴らしい曲が次々と生まれていった。
彼は3度結婚する。
1度目と2度目のときは、セクシーグラビア女優みたいな感じの女性だったと思う。
子供も生まれた。
彼の音楽スタイルにも活動にも変化はなかった。
2度目の離婚以降、彼は心を癒してくれる可愛いワンちゃんたちを溺愛し、時々SNSで作曲風景をライブ配信してくれた。
子供たちも大人になって巣立って行った。
ドラッグまみれの生活からも、すっかり足を洗った。
YouTubeアカウントも開設し、音楽マニア向けの情報発信を積極的にしてくれた。
ファンしあわせ
そして、彼が50代後半に差し掛かった時、3度目の結婚の噂が立った。
お相手は、おしゃれライフを提案する(マジか?!)若いインフルエンサーの女性。
彼のファンだったそうだ。
年を取ってもモテるだろうけど、おしゃれライフインフルエンサーと言う肩書と彼が結びつかなくて、ちょっと笑った。
みるみるうちに彼のロックスターらしい豪邸は、お花に囲まれたしゃれたインテリアに変わって行った。
ワンちゃんたちはインスタから姿を消し、3人目の若くて美しい妻の写真でいっぱいになった。
本人どこいった?
妊活の報告(いらん!)の後に、女の子誕生。
今度は娘の写真でいっぱいになった。
ツアースケジュールどこ?
申し訳ないけど、そっとインスタのフォロー外した。
その後、彼の自叙伝を読んだ。
何度も死にかけた波乱万丈の人生。
母の愛情に飢えた人生。
人との付き合いに関しても、若者いうちに大成功したので、あとから色々なことを学んだとも書かれていた。
平々凡々な私は、破天荒な彼の生き方に魅力を感じたけど、彼にしてみれば私たちのような平凡な生活を送ることができる今が幸せなんだと思った。
スジュに不幸が襲いかかったときやヒョクちゃんのお父様が亡くなったときは、何日も気分が晴れなかった。
失恋した、大切な人を失った、ストレス、病気、孤立、負の感情は他人事でも辛さが分かるから共感しやすい。
幸せは、何が幸せかわからない人もいれば、幸せと感じるポイントはそれぞれだから共感するのは難しい。
いろいろあるけど、変化の先に今より面白いことが待ってるかもしれない。
それで終わりじゃない。
だから、それぞれ幸せになろう。
長文お付き合いありがとうございました。
実らない恋は誰もが共感しやすいテーマのひとつ。全世界で大ヒットしたラブソング、レディオヘッドの「クリープ」が好きです。自分に自信がなく遠くから彼女を見つめているだけの気味の悪い男性の歌。カバーする人も多いけど、ぜひぜひ自信なさげに、ちょっとクリーピーに(変人っぽく)歌ってほしいけど、Kポップスターが歌うとカッコよくなっちゃうからダメです。チャンヨル変なこと言ってごめん!
※@se587さんのYouTubeリンクを貼らせていただきました。
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)