「枠物語」・・・西尾維新の作品ではない。
「枠物語」
導入部の物語を外枠として、その内側に、短い物語を埋め込んでいく入れ子構造の物語形式である。
ネットで見ても、この形式の代表作に「千夜一夜物語」があげられているけど、他の作品は知らないのばかりなので、こちらが知っている中で枠物語かどうか判断していってみようと思う。
「八十亀ちゃんかんさつにっき」終了以降、月刊ＣｏｍｉｃＲＥＸの各作品の最初の数ページが見られるサイトを見る事があまりなくなっていったけど、この前久し振りに見た時、２０２３年１２月号の「バーナード嬢曰く。」の中で「枠物語」という言葉が出てきていて、この時にそれを初めて知ったわけで。
１つ例をあげると、「八十亀ちゃんかんさつにっき」第８巻の第４４話と第４５話で笹津やん菜が語る水瀬明南先輩との思い出話が枠物語になりますかな。
この作品の他の箇所でも回想を語る所はありますけど、語り手のない時折出てくる過去の話は枠物語に入らない？