創作「指名できない女子学生」5 | 如月エルフのブログ

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セーラー服とマンガと○○と呪われし女装子

別の日の放課後、写真部部員達は夏晋嬰を連れて散歩していた。
ふと、遠くにあるタワーを見て、夏晋嬰が叫び出す。
「ああ、あれが飛翔ですね。わあ素敵。これが見られてうれしいですわ」
「ていうか、何で飛翔にひかれるんや」
「単行本を参照して下さい」
そのあと、別の部員が聞いてきた。
「家族とか親戚はいるん?」
それに対し、夏晋嬰は答えた。
「奈良県大和郡山市にいとこがいますわ」
「うーん、どういう関連性やら」
「あれ、あの人」
この発言に反応して皆、少し離れたところにいるその人物の姿を見た。
「そうだ、あの顔、仮面ライダーV3の風見志郎」
「秘密戦隊ゴレンジャーのアオレンジャーの新命明」
「快傑ズバット」
「ジャッカー電撃隊のビッグワンの番場壮吉。本当よく似てるな」
これらの会話を聞きつけて、その人物が近づいてきた。
「やあみんな、実際よく似ていると言われるんだ」
「ていうか、うちの学校の用務員さんやないかい」
笹津やん菜の説明に夏晋嬰が反応する。
「まあそうでしたの。用務員って大切な職務ですものね。その人まさに青春おじさんって感じですわ」
「好きなゲームは何でしょうか」
誰かからの質問に対し、用務員は答えた。
「スパルタンX」
「ああやっぱり、ていうか。いや何でそのような質問が出てくるんだ」
「単行本第11巻で登場人物の好きなゲームについて書かれてますし」
「そういや夏晋嬰さんはこの辺どうなのでしょう」
「『サンダーフォース』『ボコスカウォーズ』『ミステリーハウスWORRY』『ラグランジュL2』『ザナドゥ』『ジェノサイド』『ファランクス』」
「ずいぶんレトロやなあ」
「それより、さっき快傑ズバットとか言ってたやつ、変身前の名前ゆっとらんで」
「それ言うと都道府県当てのネタバレになってしまいますわ」
「あえて言うなら愛知県豊田市の由来と似たようなもんだがや」


今回の二次創作小説、この前からの続きが久々になりましたが、とりあえず書けました。
それで、どこの都道府県かわかりましたか。
かなりマニアックなネタが続出して、混乱してしまいました?
答えのコメント等は、随時お待ちしております。
それで、これで終わるかどうかは、まだ何ともしがたいというか、まだネタがあるわけで。
ならついでに、ここで1つ。


「兄弟がいます。お兄さんは迷彩服が好みで名古屋城によく行っています。弟は敬遠しています」
「もしや、兄と弟が同じ名前だったりする?」