4月20日(土)の記事より。
「そのかわり、明治天皇が亡くなったあと、乃木陸軍大将が自決したのを新聞で見た、と主役が言ってました。こういうのが出てきたら、言わなければならない?見てるか、施川ユウキ。何で『バーナード嬢曰く。』の作者がここに?と思いました?」
これについて説明しましょう。
ここのブログの過去の記事の「今日は夏目漱石の日」で繰り返し書いているけど、また書いてみます。
こちらは、夏目漱石の「こころ」を高校2年の現代国語の授業でやりました。
教科書では最初あらすじ、途中から本編、またあらすじ、という形で掲載されていました。
「バーナード嬢曰く。」の読書マンガでもこのことをネタにしていました。
そして、そのあとのほうのあらすじの中で、明治天皇が亡くなり、乃木希典陸軍大将が殉死し、そのあと主人公に手紙を書いた人が殉じて死ぬと書いていました。
・・・こういうことでした。以上。
こちらがその乃木希典について知ったのはこのときが初めてでした。そういえば。
それと、「こころ」が発表されたのは、1914年でした。
スコット隊とタイタニックとストックホルムオリンピックと明治から大正への改元の1912年には「彼岸過迄」「行人」連載開始とネットで調べてわかりました。
ついでながら。