創作「ぼくたちは勉強ができるかもしれない・算数」 | 如月エルフのブログ

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セーラー服とマンガと○○と呪われし女装子

「それじゃあ、始めようか」
男装子の1号と、その反対側に女装子の有川ひめとかぐやが、テーブルをはさむようにして座った。
「まずは数学だ。数学はね、とにかく練習問題をたくさん解くことだ。宿題とかも怠けずにね。いや、でも、習得がものすごく遅れている場合もあるよね。人によっては何学年分も。だったら、その遅れているところがどの辺か調べて、まずはその学年の問題集を買ってきてやっていって、習得できたら次の学年の問題集に移っていって、とにかく今の学年の段階に追いつこうと努力していくことだね。あれ、お兄さん、その問題集は?」
「実は、生徒会の先輩に、これやるように言われてるの。結局、1号さんが今言ったことと同じだね」
「なあんだそうだったか。さすがは学年主席の伊集院さん」
「おかげで、ようやく高1のレベルにまで行ったよ。ところでかぐやは?」
「実は、かぐやにも同じようにやらせてるんだ。5年前に会ってから」
「全く、1号ったら、問題集だけはちゃんとやりなさいってうるさいの」
「いやでも、かぐやはかぐやなりに進んでいて、ようやく中1のところだ」
「かぐや、どのくらい遅れてたんだ?それだとむしろ算数では」

 


伊集院さんってどなたかは、「ひ○ゴト」の単行本を持ってる人ならわかりますよね。
ちなみに、学習の進行具合は、こちらの独自の設定です。