とある老人が話す。
「わしは2人の兄妹を引き取った。兄は野球をやっていた。途中で柔道もやっていたが。中学のとき、家が貧しいから高校へは行かないと言っていて、学費はわしが何とかすると説得したりもしたが、結局、高校へ行かせることはできた。そして甲子園へ行き、優勝も何度かした。その後プロ野球入りした。そうなれば、息子の晴れ姿を見て、行方不明の父と母も戻ってくることじゃろう」
「山田のじっちゃん。太郎とサチ子の両親は、バスの事故で死んだんじゃなかったかな」
「そうだったか。年取ると物忘れがひどくてな。というか、最近こういう設定が多いから、そのせいじゃろう」
「ところで、太郎が行っていた明訓高校は神奈川県代表だが、現実の世界では新潟県にあるそうじゃ。それでじゃ・・・」
1.太っている
2.新潟→神奈川
「この2つの条件を満たした者に、『ドカベン』という称号をあたえてはどうかと思うんじゃが」
3.男
「この条件も加えたほうがいいんじゃないですか」
小野さん、ごめんなさい。