10月5日(日)に続き、またも週刊少年ジャンプ42号から。
もう3週間前・・・いや、明日月曜日が祝日のためか46号が昨日の土曜日に発売だから、もう4週間前だ。
その読み切り「拝啓運命の人」より。
作者は、新人の仙洞田寛(せんどうだひろし)。
主人公の少年、固囲士太郎(こいしたろう)は、オーラの力のために、大勢の女の子達に無条件に好かれ、追いかけられたりする。
あるとき、そういった反応をしない女の子に話しかけられ、乗っていったバスを追いかけようとするが・・・、というお話。
大勢の女の子達に好かれるという設定は、昔同じ少年ジャンプに連載されていた「天外君の華麗なる悩み」の主人公鬼相天外(きそうてんがい)のそれと似てたりする。
こっちは、フェロモンが原因、という違いはあるが。
ちなみに、この作者の真倉翔は、最近テレビドラマで始まった「地獄先生ぬ~べ~」の原作担当でもある。
それは置いといて、それでその今回の「拝啓運命の人」、主人公が女の子に追いつけないまま終わっているが、続きがあれば見てみたいと思わないだろうか。
これの作者紹介のページでは、くだらない漫画のほうが面白いと担当の人に言われたり、王道を描きたいと言っていたりしている。
つまり、すでにある有名な作品のようなマンガを描こうとして、しかしそうするとありきたりな内容になってしまうが、適当な読み切りを描くと、オリジナリティがあって面白くなる、ということか。
だとすると、今回のような短編の読み切りを以降も掲載していって、単行本1冊分たまっていったら、そのときそれからどうするか考えてみればいいのではないかと思ったりします。
今回の続きもあるいは?
女の子の正体が実は女装のオトコの娘だったり?
それで好きになる反応が起こらなかったとか?
だけど、女装子の設定はもう古い?
いや、流行が過ぎた、ではなく、定着した、と思ってみては?