夜行富士登山何とかしないと・・・

あと一週間で、富士山の山開き。登山好きな方には、好きな山に登れる季節がやって来る。

 

 

 

 

 

ところが、ここ数年、夏の富士山に夜中に登って山頂からご来光を見ようと、弾丸登山をする人の数が急増しているという。

 

日本人だと仕事を終え富士吉田に急行。疲れたか体のまま夜間登山に入ったり、遠く海外からの長旅、時差ボケも直らないに内の登山という、外国人の数が多くなっているというのだ。

 

 

五合目の登山者の大きこと

 

 

 

 

実は私も10歳の頃、富士山に登ってみたいと親の頼み込み、家族で富士登山をしたことがある。

 

みんな懐中電灯を照らしながら、その光の列が一列になって登山道を連なる。

 

胸突き八丁になると、勾配は急になるし夜明けは気温が下がり、とても寒くなる。

 

空気が薄くなり高山病にかかる人も数多くいる。

 

思った以上に危険な夜の登山。

 

 

 

 

 

 

 

 

山頂から見るご来光が最高なのですね

 

 

その時は米軍兵の連中が多く登っていた。そして、山を下りる砂滑りを下って来た時に、黒人の米軍兵の転がって落ちて来て我が家族前で止まった。

 

みんな一緒に下に滑り落ちていたかもしれない。

 

その時に私の足元に江戸時代の和同開弥の古銭があったのだ。それには驚いた。

 

昔の人は草鞋を履いて登ったんだなぁと、時の流れを感じたものだ。

 

 

 

さて、現代の話を戻すと、その時以上に夜間に上る人の数が多く、中には軽装で登る外国人もいる。

 

富士登山を甘く見てはいけないし、それだけ多くの人が登ると、ごみの出方の凄いものがある。

 

 

 

凄い登山者の列 山頂で何かバーゲンでもやっているのかな

 

 

 

 

 

そこで、出てきたのが登山制限をすることや、入山料を取る案。

 

日本人2000円、外国人4000円という案に、外国人観光客からは、日本人も外国人も金額は同じにすべきとも文句が出ている。

 

朝のワイドショーで世界のアルピニスト野口健がゲスト出演して言っていたが、外国の山はほとんどが入山料を取っている。

 

エベレストは、一人約150万円。モンブランは一人約8万から10万取られていると言っていた。

 

それは、高すぎるが、山を管理しごみの処理代や登山道の補修、管理などなど、外国人を含め多くの方が安全に富士登山を出来るようにするためにも、登山料は必要となるであろうと私は思います。

 

楽しい山登りを楽しんでもらうためにも。