今の時代の子供たちは幸せだと思う。
夏休みを利用してハワイやオーストラリアに家族旅行に出掛けたりしている。
私が子供の頃は夏休みでも家族で旅行する家は少なかった。
4歳の時伊豆大島から箱根へ。小1の時静岡から京都旅行に家族で行ったのが初めての京都ということになる。
そのころはこんな立派は駅舎ではなかったけど。
京都と言えば通称ローソクタワーの京都タワー
金閣寺の黄金の建物にびっくり、銀閣寺は銀色の建物だろうと期待して行ったら、普通の木造の建物にがっくり。
金色の建物にびっくり
銀色だと思ったのにがっくり
清水寺の土台となる柱がクレーンもない時代によく作ることが出来たなぁと感心してしまったり。
そして、その舞台からの眺めがお青空にばっちり。
二条城からの眺めのすっきり。
三十三間堂に行ったときは、数多くの仏像が不気味というか、おっかなびっくり。
5~6歳頃ならそう思えても仕方ないのかもしれない。
それから30年ぐらい前、8年間お正月は京都での初詣ツアーに参加していたことがある。
初年度は京都市内の社寺だけの初詣ツアー。
それからは京都と奈良・京都と大阪・京都と熱田神宮などの組み合わせで。
平安神宮は竜宮城かと思ったり 子供の頃ですが
大晦日の午前10時に東京駅に集合して新幹線で行くときと、夜の10時に東京駅に集合、夜行の観光バスで京都に向かう。それぞれのコース用意されていた。
行きは良いが帰りは静岡ICあたりから東京まで大渋滞。
バスの中で寝ている内に東京駅に着くという分け。
宿泊ホテルも豪華なホテルや行った先でも京風のおせち料理がも用意されていて、強行軍な旅ではあるが楽しい初詣でもあった。
一番の思い出は比叡山のお寺さんの宿坊に宿泊する体験ツアー企画。
旅館ではないので大浴場はなく、朝4時に起きて本堂に集合。住職の和尚さんに合わせて朝のお勤め・ご祈祷。
いきなりのお経は経本を渡されても読めず黙読ということになる。
朝食はお餅二個のお雑煮だけ。お坊さんたちが一生懸命に作ってくれただけに、有難くいただく。
9時前に出発外は気持ち良い晴天で琵琶湖が良く見えていた。
その晩はその琵琶湖湖畔前のホテルへ。こちらでは大浴場でゆっくりし(ここで初めて電気風呂を体験。体がしびれた)、豪華な料理。昨日とは対照的であった。
その時思ったことは人間界が良いと。
この旅行で知り合いになった人も増えた。
それ以来、京都を中心とした初詣に入っていない。
とは言え、子供の頃とは違って、大人になると古都京都からは学ばせてもらうことが多いなぁと思うようになった。少しは進歩したのかなぁ。