毎年いろんなところの成人式を見に出かけております。
今年は三日前に初詣に行った浅草に行ってみることにしました。
成人式は18歳からとなったはずですが、台東区は2003年4月2日から2004年4月1日までに生まれた人を対象となっています。やっぱり18歳ではなく20歳でないと成人式とは言えないと思いますね。
ということで、「二十歳の集い」というテーマで成人式が行われていました。
11時半式典が終わり(10分延長)すると成人した男女が一斉に外に出て来て浅草公会堂前にオレンジ通りは、あっという間に若者で埋まり、活気と熱気に満ち溢れていました。
みんな品よく礼儀よく友達同士で写真を撮ったりと和やかな時間を過ごしていました。
天気も成人式のぴったしの晴天。
数年前北区の成人式を見に出かけた時は、白や青の羽織を纏った男子たちが、缶ビールを飲みながら大声をあげて騒いでいた光景を見たのですが、あまり良い感じはしなかったですね。
浅草っ子は観音様守られ、浅草神社の氏っこということが礼儀正しいもとになっているものと思われます。
20年ぐらい前、通勤時浅草橋まで行くのを奥浅草でバスを降り、浅草寺から(心の中で手を合わせ)浅草通りを浅草橋まで歩いて通勤していました。
その時感心したことがあったのです。
というのは、地元の小学生たちが、歩く方向からすると140年以上の歴史を持つ浅草小学校の児童かと思われるのですが、浅草寺階段下で帽子を取りペコっと挨拶をし、浅草神社でも挨拶をして、学校に向かうのです。
誰に教えられなくとも観音様と浅草神社の神様に挨拶をする。とても立派な小学生と思いました。
もう一つは三社祭で、地域住民が一体になっていることも影響しているのでしょう。
そんなことを思い出しながら、その頃の子供たちが成人したのだと思うと感無量でした。
2003年にヒットした歌を選んでみました