昭和記念公園は広すぎて、いつも公園内だけでも6~8キロは歩き回る。
チューリップの美しさに酔い、幻想的な童話の世界から抜け出すと、やや遠くに桜の林が見えている、その先には黄色い花の軍団も。
一昨年はチューリップに的を併せ、昨年は桜に的を絞って来たのであったが、今年はさくらはもう終わっていると、思っていた。
ところがだ、満開期は過ぎてしまっているものの、まだまだ見られる状態にあった。
この昭和記念公園には、31品種、1500本の桜の木がある、見ごたえある桜の新名所なのだ。
風が一時的に強く吹くと凄い勢いで桜の花びらが散ってくる。
それはそれは光の中をもつれて舞う花吹雪となって、とっても絵になる光景であった。
みんな広場でくつろいでいる。
小学校の遠足も3校位来ていて、子供たちで賑わっていた。とっても平和を感じる時である。
すっかり背を伸ばした菜の花軍団の中を通り抜けてみる。
ピンクの桜の花々とマッチする黄色い花。
黄色は幸せの色なのだろうか、気分も高揚しルンルン気分になる。
一人で歩くのがもったいない。
広い公園内の数か所で売店があり、ランチなるものが売られている。
外のテーブルを囲んで昼食を撮っている家族などがいるが、割とお値段も良い。
帰りは立川口で出る。この出口から外の車道までも1キロ位は軽くある。
その通りの先にバーミヤンがあるので、ここに来たときは、ここでゆっくり食事をすることにしている。
先ず梅酒ロックから。お腹はパンパンになると、帰りの電車は、その揺れがゆりかご代わりになってウトウトとうたたねをしてしまう。
これがとても気持ち良い幸せの時間なのでもあった。
家に帰ると12キロ以上歩いていたのであった。