こんにちは😃
今回はいつ起きてもおかしくない災害がエレベーター乗車中に起きた時にどのようにしたらいいのか解説していきたいと思います。
1 もしエレベーター内に閉じ込められたら?
慌てずに冷静にまず、非常ボタンを長押しして、助けを待ちましょう!外部の監視センターや防災センターへ連絡できます。
無理にドアをこじ開けることは故障やケガなどの事故の原因になるので絶対にしないこと!
また、乗り場でブザーがなっている場合は、乗り場にある受話器をとり、カゴ内にいる人と連絡しましょう。乗り場で連絡した人は、受話器周辺にメンテナンスステッカーが貼られている場合が多いので、そちらに表記された電話番号に連絡して、管理番号を伝えましょう。
非常ボタンを押しても繋がらない場合は、カゴ内のメンテナンスステッカーに電話番号と管理番号が書いてありますので、それらを伝えましょう。
よいこのみんなへ
エレベーターのひじょうボタンは、ひじょうじにそとのひととれんらくをとるためのものです。ひじょうじいがいは、おさないようにしましょう。
2009年9月以降に着工されたエレベーターには、地震時管制運転装置の設置が義務付けられています。
地震時管制運転装置が作動したらエレベーターは最寄り階に停止しますので、ドアが開いたら直ちに降りてください。
その際、カゴ内の照明が消灯し、一定時間経過後、ドアが閉まり、復旧までの間エレベーターは休止します。なお、ドアが閉まっても中から戸開ボタンを押して開けることもできます。
もし地震時管制運転装置のない場合は揺れを感じたら全ての行先階ボタンを押して、到着した階で降りてください。
3 エレベーター内で停電が発生したら
地震時管制運転装置と同じく、2009年9月以降に着工されたエレベーターには停電時自動着床装置の設置義務があります。
停電するとエレベーターが停止します。
照明は消灯し、非常用のみ点灯します。
その時に停電時自動着床装置があるとエレベーターのブレーキをバッテリーによる電力により解除し、最寄り階へ運転して、ドアを開け閉じ込めを防ぎます。
4 エレベーター乗車中に建物内で火災が発生したら
一部のエレベーターでは、火災報知器からの火災信号を受信すると建物指定の避難階(多くの場合は1階)まで直行運転します。
5 避難時はエレベーターは使っちゃダメ!
仮にエレベーターが使えても必ずしも安全とは限りません。
安全が確認されるまではエレベーターを使用しないでください。
6 もしエレベーターのロープが切れたら..
万一、ロープが切れても非常止め装置があるため下まで超高速で落下することはありません。
また、万一落下してもピット内に衝撃を和らげる緩衝器があるため、衝撃を吸収します。
7 最後に
エレベーター内で災害が発生したら
・慌てない
・ドアが開いたら降りる
・閉じ込められたら非常ボタンを押す
・ドアをこじ開けない
次のことを守って安全にエレベーターを利用しましょう!
