【感想】
三勢力の思惑が絡み合う「暗殺計画」。でも、フリーレンの出番が控えめなのは、ちょっと残念。これまで、フリーレンによる、快刀乱麻を断つようなストーリーに慣れ親しんできたので、帝国の皇帝やゼーリエの複雑な遣り取り自体は面白いのだけど、こういう方向のストーリーは何というか本作らしくない。作者はこれまでとは違う話を描こうとしているのかな、と思う。もっと、フリーレン達のパーティーによる和気藹々とした遣り取りが読みたいのだが、それが読めるのは、この「暗殺計画」編が終わってからに、なるのだろうか。気楽な話が読みたいな。
