大動脈解離の手術をして、退院して、合併症が発覚して、再入院したけど、治らず別の病院に転院して、退院。
そして、やっと元の病院で診察を受ける日が来た。
それにしても、私はこの日まで主治医になんて言ってやろうか考える日々を過ごして来たのだ
だって、最初は転院しても2、3日で帰れるって。
チョンチョンチョンと胸腔鏡手術したら終わるって。自分も一年で200回ぐらい肺の手術してるからわかるって。
どこがやねーん
大動脈の手術の辛さ忘れるくらい辛い思いしたわ人生でもそうそうない辛さやたわ
この、大嘘ヤロウ
と、どれだけ転院先で思った事か。
そして、きっと医者なんて自分のミスを認めず絶対誤魔化すはず。
でも、絶対文句言うたんやねん嫌味言うたんねんと意気込んでついに診察の順番が呼ばれた。
すると部屋に入るないなや、主治医「なんか色々大変やったみたいでごめんな」
あれ思てたリアクションと違う。
絶対非を認めず、理屈こねてくると思ったのに。
意外に素直に謝った
なんか拍子抜けしつつ、どれだけ辛かったか訴える。
「えらい目遭いましたわ」「めっちゃめっちゃ痛かった」など。
主治医「そうやんなー。痛かったんやな。僕もK大の先生に聞いてびっくりしてん。」
おいおい
でもまぁ、向こうも変な誤魔化しはせず、素直に自分の見立てが楽観的だったのを認めてくれたのかと思い、すぐに気が済む私。←単純
帰り、病院のコンビニによったら、心臓科の電話で応対してくれた先生を発見。←HPで見たからわかった。(私、ストーカー⁉️)
駆け寄ってお礼を言った。
先生、電話だけのやり取りやったし、やや引いてたのは気のせい気のせい
こうして無事診察を終える事が出来たのだった。