と思って、半年が過ぎた。

変わりたい

けど、なにも変わっていない

変わったのかもしれない。

でも変わらない。


エンドレスな思考が苦しい。

親に言われた言葉が、無限に頭のなかをこだまする。

でてってほしい。

理論的すぎる、論理的すぎる

女の子なのに、そんなのはあんまりよくない

ただ、あなたの好みと違うだけでしょ

なぜ、私が理論で武装しなきゃいけない事態になっているのかに思いも馳せないで

否定しないで。

ヒステリックに泣き叫ぶ人に思いを伝えるには、

最初から最後まで冷静に、言葉を重ねていくしかない。

現状を言語化して、きょうゆうして、

前に進みたいから、言葉を重ねるんだ

女の子なんだから、感情的に言葉を選べよ、なんて

自分よりも弱い、頭の弱い存在だといつまでも思っていたいだけでしょ


私には私の行動のペースがあるの

たとえそれが、あなたの理想と違っていても

責められる謂われはない

いつも、そうじゃない、という。

当たり前だ。それが私のやり方で、ペースなのだから。


あなたこそ、何日も何日も手をつけない日だって、あるじゃない。

自分の体重管理さえままならないのに

人のやり方に口出さないでよ


恋愛って、デリケートな問題だって知ってた?

親だからって、土足で入り込んでこないで。

なんで、聞かれたことにすべて答えないといけないの

言いたくないこと、話したくないこと、聞かれたくないこと、

あったっていいじゃない。

今日を精一杯生きているのに、

否定しないで。


私のやろうとしていることを、大変なことにしないで。

所詮、誰かがやったことのあることで、

歴史に名を残すほどすごいことなんて出来やしない

でも、歴史から目をそらさずに、

今を生きていることに責任を持ちたいの

見て見ぬふりはしたくない

しんどいからと言って

他人任せにしたくない


理解してほしい

普通の幸せで満足できない性格なことくらい、知っているでしょう



初めて絶対音感を持った人に出会ったのは、

中学生のとき。

同級生ができたのは、高校生のとき。


驚いた。

選ばれた才能、だと思った。

努力でどうなるものでもない。

あ、ちがうんだ。

初めて、才能、とかセンスとか、納得した。

持ってるひとと持ってない人がいる。


好きだけではどうしようもない。

距離?差?がそこにはある。


私がひとより、敏感に違いを感じられるのはなんだろう、と考えていた。

これはいい、これはちがう、と理論を超えてわかるもの。

やっぱり文章だと思う。
書くのはストレスもある。

うまく書けないことも多い。

でも、人一倍こだわれる。

たぶん、好きだから。

きれいな言葉のリズムが好き。

風景が目に浮かぶ、色彩豊かな表現が好き。

好きか嫌いかがわかるって、すごく大きな武器だと思う。

好き嫌いは言わない、と小さい頃から言われてきたけど

好き嫌いがわかるって才能だと思う。

食べ物でも、映画でも、ファッションでも、歌でも、なんでも。

これはすき。

これはちがう。

言い切れるって、才能だよ。


こだわりなくすべてを受け入れるのも悪くないけど

それは、選ばれてない人。


選ばれた人は、ストレスを感じながらも、

自分の感覚、好き嫌い、好みを頼りに

自分にしか切り開けない道をいく。


わたしにとって、それは、文なんだ、と言えるようになりたい。


心地いい文章を書く人になりたい。

心動かす文章を書くひとになりたい。

足を止めて、考えるきっかけを与える文章を書きたい。